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546 :本当にあった怖い名無し:2011/10/04(火) 23:23:15.16 ID:uHwu6kqii
一昨日の夜に体験した話。
仕事が終わって、まだ電車の帰宅ラッシュもおさまらない様な時間。
駅から家までは自転車で10分程度なんだけれど、住宅街なので道は仄暗くて淋しげ。
とは言え十年間は毎日通っている道なので、特になんとも思わず自転車をこいでいた。
車2台はすれ違えない細い道、向かいから自転車がライトも付けずに走ってきた。
暗いとはいえ、ちゃんと自転車がわかる程度の明るさはある。
547 :本当にあった怖い名無し:2011/10/04(火) 23:24:43.10 ID:uHwu6kqii
でもね、あと数メートルですれ違う距離になっても相手の雰囲気がつかめない。
雰囲気、というか運転中の目の端から入る情報があやふやというか。
ふと視線をやると、相手の顔が真っ黒。
顔だけじゃなく、その下の首も服も何もが真っ黒。
ちゃんと見てないけど多分手も足も真っ黒。
塗りつぶしたみたいに目の場所もなにもわからない。
黒人さん!?って一瞬思ったけど、遠くの自転車が判別できる明るさなのに顔が認識できないって…。
あまり見ない様にしてすれ違い、後ろは決して振り返らなかった。
黒い人に意識が行きすぎて、その後ろからギャル男が女乗せてチャリで走って来ている気づかなかったのだけれど、やっぱり『ギャル男』とか『女の子』とか認識はできたんだよねぇ。
あれ、なんだったんだろう。