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0675本当にあった怖い名無し2023/07/13(木) 20:18:35.85ID:d89ap0/A0
まえ俺が山登りにハマってたときにあった話なんだけどね、文章が拙いけどちょっと知って欲しい
昔まだ学生の時、まぁ良くいる暇と元気を持て余した学生だったんだよ。
そん時おれは関東のどこにでもあるような山を登ってたんだ。その山は神社がある山だったんだけど、道がある程度舗装されてて…なんてことはなく、木に赤いセロハンのテープを貼って「ここが道ですよ」って示してる地元民も入らないような山だった。で、おれはその山を見つけた時喜んだ。こんな秘境を登ったら仲間に自慢できる!って。本当に地図でたまたま見つけたところだから運命みたいのも感じちゃって。1人でそこを登ることにしたんだよ。
0676本当にあった怖い名無し2023/07/13(木) 20:27:20.16ID:d89ap0/A0
いざ登ろうとその山に向かうんだけど車は運転できないから電車で行くんだけど駅から遠くて結構歩いたんだ。そうしたら早朝に出たはずなのについたのは12時近くになってた。道中があまりにも長かったもんで疲れてたし腹も空いたしで、なんやかんやで登り始めたのは2時ぐらいだった。
高い山とかではなかったんだけど、本来ならこの時間には家に帰れてた…って気持ちで少し苛立って早足で登った。
0678本当にあった怖い名無し2023/07/13(木) 20:35:33.53ID:d89ap0/A0
コースとしてはその山にある神社まで登ったら来た方と反対側に降りていくって感じだったから、道なりに走ればすぐ終わると思ってたんだよ。
でもそううまくはいかなくてね。明確に舗装されてる道が途中でなくなったんだよ。その代わり所々にある木に、赤いセロハンのテープが結ばれててたんだよ。その時は苛立ってたし時間がないと思ってそのまま突き進んだ。進めば進むほど道とは言えなくなっていって岩から岩を跳んだり、崖のような斜面もあった。それでも前を見たら赤いセロハンのテープが結ばれてる木があるんだよね。
0680本当にあった怖い名無し2023/07/13(木) 20:47:23.32ID:d89ap0/A0
秋だったから陽が落ちるのが早くて早くて。
早くついてくれって半ばパニックになりながら登ってたらとうとう見つけたんだよ。「舗装された道」が。あぁ助かった!っ大声で叫んだよそん時は。でもちょっと問題があって、道がでかい窪んだ地面の先にあったんだよ。今までも道とは言えないとこ通ってきたけど流石に勇気がいるなと思ってライトを咥えて、バッグを前に背負っていざ降りようと決心したんだ。でそん時ライトが縦に長いから横に咥えてて、光を前に当てるには顔を90度回転しないといけなかったんだよね(笑)。そしたらね見えたんだよ。赤いセロハンが。赤いセロハンの道はまだ続いてたんだよ
0681本当にあった怖い名無し2023/07/13(木) 20:59:04.19ID:d89ap0/A0
え?赤いセロハンはあの道に続いてるんじゃないの?って疑問に感じて踏みとどまった。でも赤いセロハンが結ばれてる木はあの「道」があるところから反対側に点々と続いていた。どうしよう…道か、セロハンかで悩んでたら窪地からガサッっ音がした。熊か!?と思い急いで上に上がってライトを音がした方向に当てて目をグッと横にした
0682本当にあった怖い名無し2023/07/13(木) 21:16:47.16ID:b/py2dlF0
ライトに照らされたのは女の人だった。しかも大勢の。その人達は向こう側の斜面に這いつくばってこっちをじーっと見てた。黒髪のロングで顔が真っ白の女の人たちがこっちをじーっと見てた。向こう側の斜面は女の人たちで埋め尽くされていた。おれは見られてる、と思ったからジリジリと後ろに下がろうとしたけど、足が曲がらないから半分倒れるようにして後退りした。
そこからは反対側に続いてた赤いテープの道を30秒ゆっくりと歩いてから、そっからは横浜市歌を絶叫しながら転びながら走った。あんなに今まで続いてた道はすぐに下りの斜面になって、滑るようにして無理矢理下山した。走ってる最中に畑が見えてきた時は本当に神様に感謝した。
0683本当にあった怖い名無し2023/07/13(木) 21:22:21.21ID:d89ap0/A0
そのあとは駅まで道聞きながら歩いてなんとか帰った。下山した場所はどうやら登り始めたところと大差ない道だったたらしい。すぐに駅に着いた。本当に何もわからないしそもそも赤いセロハンは自治体のホームページみてもなんも書いてなかった。でももう確かめたくないし、ウン年前の話になってしまった。