0187本当にあった怖い名無し2017/11/23(木) 19:08:48.39ID:akxsUpZ40
G「蝋燭を自分の前に立ててヒトガタを左手に持ってね。隣の人はその手に右手を重ねるの」
わたしは右に座ってるGのヒトガタの上に右手を重ねます
G「今からお母さんを呼び出すけどわたしがいいって言うまで手を離しちゃダメだよ」
みんな はそれに頷きます
G「じゃぁ、始めるからみんな目を瞑って」
目を瞑ると蝋燭の火の灯りだけが目の奥でゆらゆらしてます
隣ではGが何かブツブツと唱えててだんだんと不安になってきました
Gが何かを唱えだして1・2分くらい経ったときでしょうか・・
わたしの右手をすごく冷たい手が握ってきたんです
ビックリしてGと重ねてた手を咄嗟に離してしまいました
すると風が吹いて蝋燭の炎が全て消えてしまったんです
真っ暗になった洞穴でパニックになったわたし達は叫びながら外にでました
洞穴の外に出たわたしたちは「なに?なにが起こったの?」なんて言いながら騒いでました
ふと周りをみると5人しかいません。Gがいないんです
0188本当にあった怖い名無し2017/11/23(木) 19:09:34.45ID:akxsUpZ40
もしかしてまだいるんじゃないかと思い中に入ることにしたんですが、
誰も中に入りたがりません
結局、男子3人が入ることなり洞穴内を確認しましたが中にGはいませんでした
悩んだ挙句、「コレってGのいたずらじゃないの」って男子の一人が言ったことに納得しわたし達は解散しました
次の日、学校に行くとホームルームでGが家に帰ってきてないことを先生に聞かされました
ホームルーム後すぐにわたし達は昨日のことを先生に打ち明けました
その日の授業を欠席し先生達を連れてGがいなくなった場所に行ったんですが、
洞穴がないんです
登山道を歩いて途中から獣道に入り開けた場所には出たのに洞穴だけがありません
最後にGを見た場所ってことで警察や地元の住人たちで辺りを捜索することになりましたが、
Gがみつかることはありませんでした
Gはどこにいったんでしょうか?
わたしが手を離さなかったら行方不明になることはなかったんでしょうか?