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0140本当にあった怖い名無し2022/04/18(月) 20:17:15.14ID:faJUejtu0
学生の頃地元でよく肝試しばっかり行ってたんだけど
その日地元では特に有名な廃墟に俺とYとSで行ったんよね
0142本当にあった怖い名無し2022/04/18(月) 20:33:57.62ID:faJUejtu0
まずは建物の前で記念撮影という事で写真撮ったら
俺とYが写ってるだけど赤いモヤみたいのが写っててさ
s「やべ、赤いモヤみたいのある」
y「え?早速?w」
俺「煙草の煙じゃね?」
s「あー...そーかも」
みたいな会話しててあまり気にしてなかったんだけど
多分この時帰るべきだった
0144本当にあった怖い名無し2022/04/18(月) 20:46:47.61ID:faJUejtu0
そっから当時携帯持ってなかった俺以外の2人が動画取り始めて
まず建物の回り1周回るかって事になって
廃墟が二階建てなんだけどyが2階撮ってて
sが俺の後ろから前に向けて撮ってたんよね
整備もされてない歩きにくい砂利の上歩きながら
s「なんか撮れたら〇のビデオにでも送る?ww」
俺「謝礼貰えるって本当かな?」
なんて雑談しながら進んでたら
yが入口の方で2階に携帯向けたまんま着いてきてないことに
気づいて
俺・s「どしたー?」
y「ん?いや、気の所為かも?」
s「いやだから、なにが?」
y「何か映ったって訳じゃ無いけど視線感じて...気持ち悪い」
この時俺も2階見たけど特に何も感じなかった
ただ廃墟独特の威圧感?みたいなものは確かにあった。
俺「大丈夫か?やめる?」
y「あー...撮影は辞めるわ。でも一応着いてく...」
俺「じゃーとりあえず再開する?」
s「...そだな」
でもyの視線って言葉にビビってなかなか進めず
しばらく入口付近で本当に行くか行かないかの話をしてて
0145本当にあった怖い名無し2022/04/18(月) 20:54:02.94ID:faJUejtu0
結局行く事になって
3人で横に並んで「せーの!」で
また廃墟の敷地に足踏み入れた瞬間
「ぅぅぅぅぅうううう」ドン!!!!、、
一瞬何が起きたか分からんかったんやけど
気が付いたら何故か四つん這いになってて
えっ...2人は?
って2人見たら2人も四つん這いになってて
目見開いて固まってんの
多分一瞬の事だったんだけど
yと目が会った瞬間逃げなきゃって思って
近くにあるホテルの前まで全力ダッシュ
とりあえず明かりがあるとこに行きたかった
0146本当にあった怖い名無し2022/04/18(月) 21:03:22.70ID:faJUejtu0
明かりがある所まで来ると3人とも少し落ち着いて
座り込んで「なんだっのあれ?」って話してたら
sが携帯見て「ねぇ。ヤバい。どーしよ」って震えだして
俺・y「なに?!!」
s「これ見て!」
って携帯の画面見せてきて
ずっと録画してたらしく
録画時間が23・24・25...って録画時間が進んでるんだけど
その録画の画面に写ってるのは静止画で何故がホテルの前の道路から
撮られてる俺たち3人らしき物
それ見た俺たち2人も固まって
y「とりあえず録画止めるわ」って
sから携帯取り上げて...あ!今更やけどガラケーね!
ボタン押したんやけど止まんなくて
次は俺が取り上げてボタン押すんだけどやっぱり止まんない...
0147本当にあった怖い名無し2022/04/18(月) 21:22:29.03ID:faJUejtu0
そんなこんなしてると静止画が戻って俺の足元が映って
俺「あ!大丈夫!直ったっぽい」
y「まじ?良かったー。マジ焦ったww多分もう大丈夫って事よな?」
s「大丈夫じゃ無かったらもう無理」
なんて2人が話してる間何故か録画止めずに足元が写ってる
画面を見てた俺なんだけどさ
録画画面に黒いノイズみたいのが入ってるんよね
俺「ねぇ?なんか録画画面にノイズはいってるんだけどこんなもん?」
って聞いた瞬間 タタタタタタタタタタ
俺達の周りを走り回る足音?が聞こえて
また固まる3人
何故か画面が気になる俺
また画面見てると
一瞬赤いノイズが入った瞬間
タタタタタタタタタタ
って目の前からこっちに近づいてくる足音
もう、3人とも半泣き
そしたらyが「多分その録画止めんとこれ終わらん気がする!、」
言って俺から携帯取って必要に録画止めようとボタン押すんだけど
やっぱり止まんないの
その間sは「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
俺はyのやってる事を見てる事しか出来ない
しばらくしてyが何か閃いたように
携帯を閉じたら電源が落ちてようやく何も起こらなくなったんよね
それから30分位たってみんな落ち着いて
sが「よし。呪いの〇デオ」に送るか!!」って携帯の電源入れたら
写真とビデオのフォルダ全部空になってた...
って言う話しでした。