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0215本当にあった怖い名無し垢版2022/04/20(水) 04:16:52.85ID:mrgMUt8C0
10年以上前の小3位の頃の話。
家族で和室で寝ている時、ある日から突然「赤い空の夢」を見始めた。
夢の始まりの内容は、父親と車で綺麗に舗装された山道をひたすら登って行くという内容で、その道も地元の山道にどこか見覚えがあるもので唯一不自然だったのが、空の色が赤黒く変色し、自分視点の景色も赤黒くフィルターがかかったような見え方をしていたのを覚えている。
0216本当にあった怖い名無し垢版2022/04/20(水) 04:17:32.43ID:mrgMUt8C0
ただ最初はそれだけで、同じ様な内容で赤い空の山道をひたすら父親と車で登っていくという内容の夢を何日も続けて見るようになった。
0217本当にあった怖い名無し垢版2022/04/20(水) 04:18:07.15ID:mrgMUt8C0
ここで余談だが、ネットで調べて見ると実際に出ることだが、「赤い空の夢」と言うのはいわゆる厄災や自然災害の前触れを余地すると言われるもので、この話のミソはその体験によって現実との結びついた数々の不幸事に起因したものと思えるような体験だと言うこと。
そして、その内容の中には東日本大震災に紐づく内容もあるので、気を害す可能性もあるので一応の注意換気とします。
0218本当にあった怖い名無し垢版2022/04/20(水) 04:18:49.27ID:mrgMUt8C0
そして同じような夢を見始めて、数日後、その日の夢は何だか違っていて、赤い空の下で山道を父親と一緒に車で登って行くところまでは今まで通りだったものの、その日は何故かある場所に車を停めて降りたのだった。
その場所と言うのが、墓地だった。 1面とても人い墓地で、その中を父親に抱き抱えられた状態で歩き、ひとつひとつのお墓に赤い花をひたすら備えていくという異様なものだった。
0219本当にあった怖い名無し垢版2022/04/20(水) 04:19:34.13ID:mrgMUt8C0
そして、一通り供え終わったところで車に戻ろうと2車線の道路に出た途端、向かい側から大型トラックが迫って来ており、気づいた瞬間に「ファーン」というクラクションの音近づいてくる。 そこで父親が俺を庇う形で背を向け、次の瞬間に「バキバキ」という鈍い音と共にはね飛ばされ、地面に叩きつけられたその時、
0220本当にあった怖い名無し垢版2022/04/20(水) 04:20:15.69ID:mrgMUt8C0
目が覚めた。 頬には熱い涙が伝っていて、一緒に寝ていた家族の話によれば「うぉぉ、なんか来たぞぉぉおお」という寝言を大声で発して居たという。
それ以降は、その様な夢を見ることはピタリと無くなり、少し忘れかけていた時だった。
1ヶ月ほどして、あの東日本大震災が起きてしまいました。 前述した様に、赤い空の夢は災害の兆しと言われていることから、あまり結びつけたくは無いが、どうも過ぎってしまうものがあり、夢の内容である、車で山道をひたすら登るという内容から、「津波から高台に逃げる」ということを暗示していたのではないかと考え、無数にあるお墓も、沢山の犠牲やその弔いについて関連があったのかもしれないという考えに行き着き、凄く気持ちが悪い体験になりました。
0221本当にあった怖い名無し垢版2022/04/20(水) 04:20:45.39ID:mrgMUt8C0
そしてそれだけでは無く、その後に腕を骨折したり、幼い頃から親しくしてくれていた親戚を亡くす等、本当に悪いことが続いてしまった年だった。
自分は九州の生まれで、東日本大震災当時も九州の方におり、もし関連があるのであればどうして自分が見たのか、その後の連続した不幸は一体なんだったのか、後味が非常に気持ちが悪体験でした。 これらの話と実際に起きてしまった災害とをあまり結びつけたくはありませんが、無関係とするにはどうしても拭いきれないものがあり、先日の事から思い出し、書かせて頂きました。