おバカバーテンダーのジュン君が、客であり飲み仲間でもあるママさんのスナックに行った時の話。 同じ街で夜の飲食店を経営する仲間ということで、互いの店に飲みに行ったり来てもらったりすることはよくある。昔から面倒を見てくれて仲の良いママさんのお店に遊びに行った。営業直前の時間に到着して、当然準備しているであろうスナックのドアに手をかけると、鍵が閉まっていた。 看板や店前の電気はついてる。おそらく買い出しか何かで出かけているんだと重っねママさんに電話をかけた。 「ごめんねちょっと家に忘れ物した。カギ使って勝手に入 ...