本文 239 :新日本橋駅:01/09/17 12:41 JR京葉線・新日本橋駅に部下『N』のと二人でいた時の話である。 私たちは一番後ろの車両に乗りたいと、下り線ホームの東京駅に一番近い側に立っていた。 その壁際のところに、奇妙な人の形をした染みがあるのに私は気がついていた。 「気味が悪いなあ。まるで女性が手招きしてるみたいじゃないか。」 なあ、と同意を求めて振り返ると、後ろで部下がうずくまってしまっている。 「どうした。」 「課長…助けてください。」 この部下は、ものすごい霊感の持ち主だった。そういう ...