怪談・洒落怖

【新作洒落怖】カーテンの隙間

本文 261 :1/4:2006/07/01(土) 22:16:30 ID:gZxond9g0 大学4年の夏。 当時入居していたのは、住宅街の学生向けアパート。 設備と築年数に比べ、家賃が破格に安いため大学3年の春に 移ってきた所だった。 単位もほぼ取り終わっていて、週に2日学校に出れば問題なく 卒業出来る感じだった。 時間を持て余していた俺は、徹夜でゲームしたり本読んだり ネットしたりっていうダラけた日が続いていた。 262 :2/4:2006/07/01(土) 22:17:38 ID:gZxond9g ...

【新作洒落怖】赤い靴

本文 91 :1/3:2006/06/29(木) 00:45:10 ID:CyefJgY60 小学4年の頃の話。 当時、俺は仲良しグループの中で楽しく遊んでいた。 仲良しグループとは、俺、俺の親友のKと、T、R(どちらも女)の4人の事。 この4人は小2~3と連続で同じクラスになり、席も何回か近くなったりして自然と仲良くなった。 小4でK、Tとはクラスが離れてしまったが、それでも放課後に皆で廊下で待ち合わせしてよく遊んでいた。 ある夏の暑い日、いつものように放課後廊下に集まって、今日は何して遊ぶかを話し合っ ...

【新作洒落怖】監視小屋

本文 313 :監視小屋1:01/09/23 02:37 私の通っていた高校は築120年という気合の入りようでした。 改築が繰り返された校舎は、素人目に見ても奇妙としか言いようの無い形に湾曲しています。 今では珍しくなった平屋であるにも関わらず階段があり、廊下のどん詰まりの壁際際から天井に向かって伸びています。 そのほかにも玄関を入ってすぐにある音楽室や、ドアが埋め込まれて立ち入れなくなった教室。 (外から見るとベニヤ板で物々しく目張りされています) その中でも奇妙極まりないのは「監視小屋」なるものがある ...

【新作洒落怖】新日本橋駅

本文 239 :新日本橋駅:01/09/17 12:41 JR京葉線・新日本橋駅に部下『N』のと二人でいた時の話である。 私たちは一番後ろの車両に乗りたいと、下り線ホームの東京駅に一番近い側に立っていた。 その壁際のところに、奇妙な人の形をした染みがあるのに私は気がついていた。 「気味が悪いなあ。まるで女性が手招きしてるみたいじゃないか。」 なあ、と同意を求めて振り返ると、後ろで部下がうずくまってしまっている。 「どうした。」 「課長…助けてください。」 この部下は、ものすごい霊感の持ち主だった。そういう ...

【新作洒落怖】電灯の下

本文 215 :電灯の下:01/09/15 00:17 俺の昔の話しです。 当時まだ若かった俺は夜遊びが好きで 毎日のように1時2時まで外で友人と遊んでいました その日もいつも遊ぶ場所で友人のTと夜更けまで遊んでいました いつもなら2時には家に帰るのですが その日は1時30くらいから近くにコンビニにいったため 3時まえでもまだ遊んでいました。 場所はゲーセンの近く、12時にはゲーセンが閉まり その後いつも2時くらいまで遊ぶのが日課。 その日はコンビニにいったため3時前、 「そろそろ帰るか」 「そうやなー」 ...

【新作洒落怖】のぞく顔

本文 132 :のぞく顔1:01/09/08 23:00 俺が中学生の頃の話。 夜9時ごろ、自宅のトイレで大をしてたのね。 ふっと横の窓を見上げると、変な顔があった。 その窓は、家の外(裏側の、軽自動車がやっと一台通れる程度の路地) に直接面している窓。 ガラスに顔をべったりとくっつけている感じで、鼻や頬が押し付けられて平べったくなってた。 一瞬髪の毛が逆立ったんだけど、すぐに、(ああ、これはのぞきか?) と思い直した。当時姉が高校生だったので、トイレをのぞく奴がいても不思議はない。 外に面したトイレの窓 ...

【新作洒落怖】下水溝のチョコレート【短編】

本文 135 :下水溝のチョコレート:01/09/08 23:46 これも小学校の時の話。 小学校の下校途中で、仲間と騒ぎながら信号待ちをしていると、 1人が側溝のコンクリートの蓋の間に覗く100円玉を見つけた。 蓋はとても持ち上がらなかったが意地でも取りたくなって、 四車線隔てた向こう側の下水溝から侵入を試みた。 泥だらけになりながらさまよったが結局100円玉は見つからず、 かわりに発見した汚らしい包みを拾って外に出た。 相当古そうなそれは、破いてみるとチョコレートだった。 ははあ、バレンタインのチョコ ...

【新作洒落怖】部室の鏡

本文 83 :部室の鏡1:01/09/07 18:00 大学時代の話。サークルの誰かがゴミ捨て場から鏡を拾ってきた。 幾分大きすぎたので、欠けて歪な形になっていた端の部分を押し割って、 部室の二つの窓の間に吊るすことになった。 翌日、部室に入ると同期の男が鏡の前で首を傾げている。 「こんなヒビ、あったっけ?」見ると、赤く錆びたようなヒビが一筋、 右下の隅から中央に向かって引かれていた。「割ったときにできたんじゃない?」 初めて鏡を見た私が言うと、裏側には何の傷もなかったにもかかわらず、それで皆、 納得して ...

【新作洒落怖】踏切の音

本文 139 :踏切の音1:2001/07/03(火) 20:49 最近の話なのですが、会社からの帰宅途中、 私の彼女から携帯に電話がかかって来ました。 「変な留守電が入っていたの。聞いてみて」 おもむろに彼女は留守電を再生します。 「カーン・カーン・カーン・カーン」 踏切の遮断機が鳴っているような音です。 その音が延々と1分位続いてます。 携帯電話で留守電を聞いてるので音が不鮮明です。 「なにこれ?ちょっと音悪くてよくわかんないや。」 気味悪がっている様子なのでとりあえず私は 彼女の家に寄ることにしまし ...

【新作洒落怖】2段ベット

本文 592 :2段ベット1:2001/06/19(火) 22:36 小学校のころ、カブスカウト(ボーイスカウトのひとつ下)の合宿でお寺がやってる山の中の民宿(?)に夏休みに泊まりに行ったときのこと。 そのお寺には珍しい「笑い地蔵」というやつが沢山あって、その笑い顔だけで結構怖かったんだけど、そこの住職が夜に本堂で怪談をし始めてビビリの僕は思わず耳を塞いでいた。 怪談話がやっと終わって就寝の時間になった。僕たちの班は四人部屋で、2段ベットが2つあるだけだった。さて寝よう、という段になって部屋の前を別の班の ...

【新作洒落怖】着信履歴

本文 560 :着信履歴1:2001/06/18(月) 07:56 ○○(デパート)で買い物をし終え、駐車場へ向かう途中、 自分のバイクの横に携帯電話が落ちているのに気がつきました。 丁度すぐ近くに警察署があるので、届けてあげようと思い、 拾い上げたとたん、ピピ・・・と着信音が鳴りました。 人の電話だし、でてもよいものか迷ったのですが、 本人からの電話かもしれないし、でてみる事にしました。 僕「もしもし?」 「…。」 僕「あ、あの…。」 「…。あ。すいません。俺、この電話をどこかで落としたみたいなんで…。 ...

【新作洒落怖】しのうかさん

本文 546 :しのうかさん1:2001/06/17(日) 22:15 僕の地元(高知県)に「しのうかさん」という都市伝説のようなものがあって、詳細は良く知らないんですが名前だけは子供の頃から聞いていました。浦戸大橋の近くにある民家の話だったと思いますが。知ってる人がいたらフォロー願います。 これは場所が違うので別の「しのうかさん」のようです。前振りが長くなりましたが弟の体験談です。 547 :しのうかさん2:2001/06/17(日) 23:24 弟が中学生のころに同い年のSと一つ上のT先輩に連れられて ...

【新作洒落怖】リゾートホテル

本文 525 :リゾートホテル1:2001/06/16(土) 21:40 ある旅行会社の添乗員が、ツアー客と共に沖縄のリゾートホテルへ行った。 そのリゾートホテルではプライベートビーチを持っているのだが、そのビーチ には潮の関係でよく死体が打ち揚げられるという。 そのうちあげられた死体は一時ホテルの部屋で保存される事もある。 その部屋は普段はもちろん使われていない、ホテルの一階にある部屋だったが、 この添乗員はその部屋を使う事になった。時期がお盆でどこの部屋も空いてい なかったからだ。 526 :リゾート ...

【新作洒落怖】友達だよね?

本文 391 :友達だよね?1:2001/06/05(火) 22:14 友達のHから聞いた話です。 Hが車の合宿免許に行ったとき一緒の部屋になったKという人が 御札の貼ってある枕を持参してきたそうです。不思議がって聞いてみると 最初はいやがっていたKが訳を話してくれたそうです。 Kが山中湖に友達数人とコテージを借りて遊びに行ったときのこと。 夜、車でみんなと飲みに行きK1人眠くなって歩いてコテージに帰ったそうです。 そのコテージの部屋で1人で寝ていると枕元に誰かが座っている気配がし、 「僕達、友達だよね? ...

【新作洒落怖】ビデオ劇【短編】

本文 303 :ビデオ劇:2001/05/28(月) 23:28 これは私が従兄弟から聞いた話です。 何処かの大学の生徒達がビデオ劇を作ることになり、撮影をしていました。 そのなかの一つに、夜中に林を撮影したシーンがあったのですが後で見ると 後向きの女の子が映っているたのです。 もちろんそんな子はいなかったので「幽霊だー!!」と喜んで仲間達に 回して見せたそうです。 数日後、ビデオを最初に見た人にある人が言ったのです。 「いやー怖かったなぁ、あの子。目真っ赤だもんな」 「…え…?」 慌てて確認したところ、 ...

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