怪談・洒落怖

【新作洒落怖】曰くつきの絵

本文 791 :本当にあった怖い名無し:2005/12/11(日) 00:47:58 ID:Eq4jtQ/e0 んじゃ、一つ俺の体験談をば。 秋口の頃だったか、俺の勤めてる会社の社長の菩提寺が建物の一部を修復するとかで 俺も含めて若い社員が5、6人と監督役の係長が一人、荷物の運搬を手伝いに行かされたことがあった。 ……本来は休日である土曜日に、だw ご本尊の裏にある位牌やらなんやらを丁寧に梱包して箱詰めしていたまでは良かったんだが、 なんか妙に気になる物があるのね。あからさまに額縁入りの絵画なんだけど、布 ...

【新作洒落怖】海を見ることを忌む日

本文 544 :本当にあった怖い名無し:2005/12/07(水) 00:34:03 ID:NZNHKwqA0 普段付き合いのいい同僚が、何故か海へ行くのだけは頑として断る。 訳を聞いたのだが余り話したくない様子なので、飲ませて無理やり聞き出した。 ここからは彼の語り。ただし、酔って取り留めのない話だったので、俺が整理してる。 まだ学生だった頃、友人と旅に出た。たしか後期試験の後だったから、真冬だな。 旅とは言っても、友人の愛犬と一緒にバンに乗って当てもなく走っていくだけの気楽なもんだ。 何日目だったか、 ...

【新作洒落怖】木の下でまわる私

本文 165 :1:2005/12/01(木) 12:32:52 ID:9or0cvfV0 私が聞いた話で一番怖かったやつ。 私がまだ記憶が無いほど小さい頃。幼稚園年少さんくらいかな。 毎日なぜか、夕方決まった時間に居間のテーブルの周りをグルグル回るという奇行を 繰り返していたらしい。 で、5分くらいグルグルしたあと、大泣きして床に倒れる。倒れたあとぐっすりねる。 これはてんかんかなにかか?って事でお医者にも連れて行ったらしいんだけど、 治らず。原因もわからず。 しかも、幼い私はグルグル→大泣き→ぐっすり ...

【新作洒落怖】真冬の帰り道

本文 984 :1/5:2010/01/13(水) 20:47:17 ID:a3ErkpvZ0 文才ないので、読み辛いかもしれないけど投下してみます。 大学生の頃の話。 レンタルビデオ店でバイトをしていた。 時給が上がるのが、22時からと言う事もあって いつも19時から1時までの時間でシフトに入っていた。 (田舎のビデオ屋なので、1時で閉店) 売上の処理や、店の片付けをすると いつも終わるのは深夜2時頃だった。 バイト先から家までは、普通の通りを使えば 自転車で10分程なのだが、 近道を通ると5分程に短縮 ...

【新作洒落怖】国道のカーブで

本文 948 :国道のカーブで 1/3:2010/01/13(水) 00:40:36 ID:zRkZZtHp0 国道5号線の小樽方面へ向かう、とある緩やかなカーブは事故が多い。 それは霊的なものというわけではなく、国道で90キロ100キロ出すのが 普通という北海道の交通事情とブラックアイスバーンによるものだ。 数年前の話になるが、そのカーブで友人がスリップ事故を起こしている。 歩道側に乗り上げたが夜間ということもあり幸い人身被害はなく 後続車と若干接触してリアに凹み傷をつけた程度で済んだ。 その友人が言う ...

【新作洒落怖】レンタカーから聞こえる音

本文 566 :本当にあった怖い名無し:2010/01/06(水) 21:52:02 ID:l1YMo2gd0 どうやら自分はやたら耳が良いらしい。コウモリの鳴声なんかフツーに聞こえてたんだけど、そんな耳、なくしちゃった話。やたら長くてすいません。 仕事帰り、深夜の峠をレンタカーで走っていた。 除雪はされているが根雪で辺り一面真っ白。 天気は荒れ模様で、断続的に降っている雪が、時折すごい勢いで吹き付けてくることもあった。 対向車もほとんどなく、そのときは前にも後にも車は見えなかった。 車に乗ってる間中、ず ...

【新作洒落怖】不気味な家

本文 379 :本当にあった怖い名無し:2010/01/01(金) 15:57:14 ID:Y/MLGaSUO もうかれこれ10年前の話。 まだ自分は9歳だった。諸事情で祖母と二人暮らしをしていたが、小学生半ば、母親とも一緒に暮らすことになった。 祖母とは小さな漁師町に住んでいたけれど、転校するのは嫌だったが、母親が住んでいる町に引っ越す事にした。 母親は団地に住んでいたので三人で暮らすには手狭、ということで一軒家を借りることになった。 少しして、町の不動産さんに紹介され、家族三人で内見に行った。 小学校 ...

【新作洒落怖】お母さんですよ【短編】

本文 15 :本当にあった怖い名無し:2009/12/26(土) 00:17:08 ID:S4Lbs7bj0 携帯買ったばっかりの頃、非通知着信がやたらと多かった。 ある日の朝方また非通知から電話がかかってきたらしく今度は留守録が残ってた。 再生したらおばさんっぽい声で 「あなたのお母さんですよ。あなたのお母さんですよ。あなたのお母さんですよ。あなたのお母さんですよ。」って時間一杯に入ってた。 もちろんかーちゃんに聞いてもそんな事やってないと言われる。 留守録はその日のうちにまた入れられてた。 今度は「宮 ...

【新作洒落怖】デジカメの不調

本文 585 :本当にあった怖い名無し@:2015/06/24(水) 18:45:05.68 ID:Yll9Y2Zl0 昨夜実家からお盆の帰省についての電話があり、以前のお盆の事を思い出したので少しだけ語らせてほしい。多少フェイク入れるのは許して欲しい。 それは私がまだ東京で大学生だった時、お盆の夜に起こったこと。 実家に帰るとお盆ということもあって、久々に会う親戚の人もいた。その中で妹のように接していた従姉妹(以下K子)がデジカメを持ってきていたらしく、久々に親戚が揃った記念ということで動画を撮り始めた ...

【新作洒落怖】エレベーターを降りると・・・【短編】

本文 451 :本当にあった怖い名無し@:2015/06/20(土) 21:26:08.42 ID:HviOOPgN0 マンションの7階に住んでたんだけど ある日買い物から帰ってきた時、エレベーターの内装が変わっていることに気付いた 色合いや模様が変わっており、以前までは無かった大きな鏡が設置されていた 7階に着いて、俺はエレベーターを降りて自宅の玄関の鍵を開けようとした しかし鍵は回らず、ドアは開かなかった おかしいと思い表札を確認すると、俺じゃない人の名前が書かれていた(部屋番号は同じ) 俺は棟を間違 ...

【新作洒落怖】サービスエリア

本文 365 :本当にあった怖い名無し@:2015/06/16(火) 14:53:59.28 ID:kXRwAm7B0 俺が高校生の時の話。 俺はその日、母と二人で父の実家へと向かうために高速道路を走っていた。 途中俺はトイレに行きたくなり、一番近かったサービスエリアに停めてもらった。 停まってもらってから俺は用を足すためにトイレへ。母は運転席で伸びをしていた。 用を足して車に戻り、助手席側のドアを開こうとしたが何故か開かなかった。 「?」 と、ガチャガチャしていると母がそれに気づいて鍵を開け、そのまま中 ...

【新作洒落怖】イカの群れ

本文 309 :本当にあった怖い名無し@:2015/06/13(土) 20:06:38.42 ID:ZdsK0XGH0 親父が酒の席で怖い話となると毎回話す体験談をひとつ 今から25年ほど前、親父が30代前半の頃の話。 親父はヨットが趣味なんだが、当時はまだ自分のヨットを持っておらず、 友人のヨットに乗せてもらうのが休日の楽しみだった。 ゴールデンウィークで1週間以上仕事が休みになり、「海に出たいな~」と思っていたら、 タイミングよく会社のヨット仲間のHさんがクルージングに誘ってきた。 Hさんは、かなりの ...

【新作洒落怖】雨の老夫婦

本文 120 :本当にあった怖い名無し@:2015/05/27(水) 02:38:03.59 ID:TH7Wv2+s0 3年くらい前の夏、ツーリングで岐阜の山の中走ってた時の話。 それまで晴れてたんだけど急にポツポツ降りだして来て、たまたま休憩所というか駐車場みたいな場所があったから休憩がてらに寄った。 そこは駐車場とトイレと、休憩所みたいな木製の屋根とテーブルとベンチがある場所があった。 トイレで用を足していたら雨が凄くなってきて雷も鳴り出して、いつ雨が止むかわからないし、レインコートを着て様子を見よう ...

【新作洒落怖】動物病院

本文 183 :本当にあった怖い名無し@:2014/12/27(土) 10:53:22.45 ID:1wdPZFxe0 どこに書けばいいのか分かりませんのでここで吐き出させて下さい 付き合いのない知り合いの呼びかけで飲み会があり 暇なので参加したんです。行ってみると5人。顔なじみは主催者くらいで 来なきゃ良かったと早々に思いました。 すると話がおかしくて飲み会がメインじゃない 腹ごしらえして移動するみたいな事を言い出したんです 肝試しでした。。。。。 肝試しは事情もあって大嫌いでしたが言い出せる雰囲気じゃ ...

【新作洒落怖】落ちてくる【短編】

本文 98 :本当にあった怖い名無し@:2014/12/16(火) 10:15:21.33 ID:94Pv3vZV0 夏の終わりに川でキャンプをしに行った時の話 俺と友達は川辺でバーベキューのセッティングをしていた。 ふと顔を上げると、上流の方に見える吊り橋に人影が見えた。 友達も気づいた様子なので、「あそこスリルありそうだな。」なんて言って笑った時だった。 「あ。」 友達が呟くようにそう言ったので視線を戻すと、さっきまでいたはずの人影が消えていた。 何が起きたのか理解して、数秒固まってしまったがすぐ我に ...

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