怪談・洒落怖

【新作洒落怖】柵越しの少女

本文 240本当にあった怖い名無し2018/10/05(金) 14:22:09.86ID:YXGSsKnr0 1/4 忘れられない記憶がある。 小学生の時の話だ。 我が家は毎年二回、田舎にある祖父母の家に帰省していた。 別に誰かが特別行きたがっていた訳では無いが、一応孫の顔を見せに行っていたのだ。 俺には兄弟がいなかったので、特に遊びようの無いその田舎があまり好きではなかった。 あれは、小学一年生の時だと思う。 庭で1人で遊んでいると、女の子が現れたのだ。 とても綺麗な服を着ていて、にっこりと笑っている。 ...

【洒落怖名作】喪服の女

本文 779 :喪服の女1:2011/06/12(日) 04:37:25.86 ID:D9irWjtj0 高校生の頃、俺達のクラスに短期交換留学生が2人やってきた。 そいつらとの出来事を書こうと思う。 そいつらが来てから暫らくして、クラスの女子たちが留学生2人 の事を軽く無視し始めた。 その時は原因は良く解らなかったが、俺たちはとくに深く考えず、 差別するのも良くないと留学生2人と仲良くしていた。 2人ともいいやつで、日本のことも好きだというし、ぶっちゃけ当時 はなんで女子から嫌われていたのか解らなかった ...

【洒落怖名作】千寿江

本文 653 :1/10:2013/11/24(日) 23:42:06.05 ID:zUKnxq1Si もういろいろ済んだから、書かせてくれ。 かなり長い。 父親には妹がいたらしい。俺にとっては叔母にあたるが、 叔母は生まれて数ヶ月で突然死んだ。原因不明。 待望の娘が死んでしまい、婆さんは大層落ち込んでいた。 見兼ねた爺さんが婆さんにフランス人形を買い与えると、 婆さんはそのフランス人形に叔母と同じ名前の「千寿江」と名付けて可愛がった。 毎日撫で、傍に置き、綺麗にしてやり、共に寝たそうだ。 それが変わった ...

【新作洒落怖】『非常階段』

本文 132 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/02/16(金) 00:47 数年前、職場で体験した出来事です。 そのころ、ぼくの職場はトラブルつづきで、大変に荒れた雰囲気でした。普通 では考えられない発注ミスや、工場での人身事故があいつぎ、クレーム処理に追 われていました。朝出社して、夜中に退社するまで、電話に向かって頭を下げつ づける日々です。当然、ぼくだけでなく、他の同僚のストレスも溜まりまくって いました。 その日も、事務所のカギを閉めて、廊下に出たときには午前三時を回っていま した ...

【新作洒落怖】幸せになれましたか?【短編】

本文 780 :1:2013/05/03(金) 22:46:54.00 ID:YQxm2UlW0 もう7年前、まだ俺が学生だった頃の話 入学した時から半年近く住んでいたアパートが、どうも不動産屋のミスで二重契約状態 だったらしく、裁判になって俺は期限内に出て行かないといけなくなってしまった。 不動産屋が菓子折りもって謝りに来て、期限内には必ず条件に合う空き部屋を探すと 言っていたのだが、タイミングが悪かったのか運がなかったのか、どうしても条件に 合う場所が見付からず立ち退き期限が来てしまった。 不動産屋も ...

【新作洒落怖】足【短編】

本文 749足 1/22018/06/12(火) 11:17:19.11ID:XgxgIBRB0 ある日、俺は友人と2人で飲みに行く約束をした。 その日は予約を取っていたので、待ち合わせの時間の少し前に店に到着した。 用意された個室に案内され、俺は席についた。部屋にはまだ誰もいなかった。 畳敷きの個室で、床には座布団があり、背の低いテーブルの下は床が一段低くなっていて、足を下ろして座れるような作りになっている。 とりあえず座りながら上着を脱ぎ、自分の横に置く。 何の気なしにメニューを眺めながら友人の到着を ...

【新作洒落怖】近所の墓地

本文 582 :1/6:2008/05/17(土) 18:03:22 ID:aM51ze7e0 実体験を投下します。 長文失礼。 俺がまだ小学生だった時のこと。 その頃俺は、東北地方のど田舎の村に住んでいた。 米どころで、家の前には広大な水田が広がり そこに水を引く水路が流れるさらさらという音が心地いい場所だった。 そんな俺の家から車で5分ほどの近所に墓地がある。 ここら一帯の農家の先祖代々の墓がたちならぶその墓地は山の中腹にあって 木々が鬱蒼と茂り、昼間でも暗い場所だった。 俺が生まれた頃にはさすがにな ...

【新作洒落怖】『家族の奇行の真相』

本文 585 :本当にあった怖い名無し:2005/12/07(水) 16:48:39 ID:PKRMIdDv0 自分の身に起こった今でも信じられない実話です。 まだ僕が中学3年だった頃、父親と母親と弟(まだ小学校低学年)の4人家族でした。 紅白歌合戦を見終わって、いい初夢でも見るかな…ってな具合で寝たのはよかったんですが、 真夜中に悪夢(見た夢の内容は思い出せない)を見て、突然真夜中に起きました。 心臓は音が聞こえるほど、激しく脈打っていて、脂汗を全身にじんわりかき、 まるで冷や水を背中から流されたかのよ ...

駅のホームにいる霊がどう見てもウルトラマンにしか見えない件(朗読会用)

136さんこんにちは。 初めてDMいたします。 僕が見たモノがなんだったのか、136さんならわかるかもしれないと思って、ご連絡させて頂きました。 数年前、僕が学生だった頃のこと。 通学に使っていたJR立川駅での出来事です。 僕は昔から人には見えないモノが見えてきました。 オバケだと思うんですが、人の形をしているわけではなく、白っぽいモヤのような感じで見えるんです。 動き回らず、風が吹いても飛ばされるわけでもなく、ただそこに突っ立っている感じです。 子供の頃はそれが怖くて親に聞いたりしたんですが、親には見え ...

【新作洒落怖】降霊遊び

本文 102 :1:2009/09/13(日) 02:32:11 ID:wrOFdkJNO もうだいぶ昔、浮遊霊様っていう遊びにハマっていた時期がある。要はコックリさんの類。 名前なんて何でも良かったし、コックリさんをやっても、どうせ近寄ってくるのはそこら辺の浮遊霊という話で、誰かが悪ノリして付けた名前だったと思う。 ただ、10円玉で試みて全く動かなかったことが度々あって、エンジェル様だかキューピット様のようにシャープペンを使ってやっていた。これが面白いように動く。 友達がいっていたのだが、コックリさんの ...

【新作洒落怖】『スーパーの横の赤いドラム缶』

本文 145 :本当にあった怖い名無し:2012/05/02(水) 02:13:13.47 ID:cR/+zz1y0 昔通ってた小学校の七不思議のひとつに、『○○スーパーの横の赤いドラム缶』っていうのがあった。 学校からは二百メートルくらい離れているけど、なぜか小学校の七不思議の一つになってた。 内容としては、 ・○○スーパーの横にある赤いドラム缶は、もともと青かった。だけど血で赤くなった ・ドラム缶の上に水が赤い水が溜まる ・上に爺さんが座っているのを見たら、逃げないと捕まえられる というものだった。 ...

【新作洒落怖】『背無し』

本文 468 :本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 16:58:39.60 ID:Kb1YeoC9O 会社からの帰路の途中、ある大学の前を通る。 そこは見晴らしの良いただの直線だが、何故か事故が多いことで有名だった。 その道をあまり使わない人には分からないだろうが、毎日車で出勤するオレや同僚には事故の理由は明白だった。 あるおっさんが原因なのだ。 469 :本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 17:10:38.29 ID:Kb1YeoC9O そのおっさんは大学手前の横断歩道 ...

【新作洒落怖】『箱の中の少女』

本文 636 :631:1/5:03/07/03 18:07 十年以上前の話です。当時、私の祖父は腕の良い建具職人でした。 私はそんな祖父の仕事ぶりを眺めるのが好きで、よく仕事場に出入りしていました。 その日、私はいつものように祖父の家を訪れ、落ちている木ぎれを拾って遊んでいました。 目の前で、祖父が作業台の前に座って黙々と仕事をしています。 ごつい手が器用に動いて、木を削ったり部品同士を組み合わせたり、 その技の冴えに、私はしばし遊びの手を止めて見とれていました。 しばらくして、妙なものに気づきました。 ...

【洒落怖殿堂入り】『ヤマノケ・テンソウメツ』【名作】

本文 167 :1/3:2007/02/05(月) 22:47:31 ID:uuWi3n130 一週間前の話。 娘を連れて、ドライブに行った。 なんてことない山道を進んでいって、途中のドライブインで飯食って。 で、娘を脅かそうと思って舗装されてない脇道に入り込んだ。 娘の制止が逆に面白くって、どんどん進んでいったんだ。 そしたら、急にエンジンが停まってしまった。 山奥だからケータイもつながらないし、車の知識もないから 娘と途方に暮れてしまった。飯食ったドライブインも歩いたら何時間かかるか。 で、しょうがな ...

【洒落怖殿堂入り】地下のまる穴【名作】

本文 8 :地下のまる穴1:2011/12/16(金) 10:06:43.33 ID:s+XHJkPg0 ホラーテラーの名作でも貼っていくかな http://horror-terror.com/c-real/entry_6152.html これは17年前の高校3年の冬の出来事です。 あまりに多くの記憶が失われている中で、 この17年間、わずかに残った記憶を頼りに残し続けてきた メモを読みながら書いたので、 細かい部分や会話などは勝手に補足や修正をしていますが、 できるだけ誇張はせずに書いていきます。 私の ...

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