あやこ吉田の記事

【新作洒落怖】白い牛【短編】

本文 528 :本当にあった怖い名無し@転載は禁止:2014/08/06(水) 03:10:41.38 ID:1jClQgV50 小5くらいのときに、やたら身軽な真っ白い牛みたいな怪物に追っかけられたことがあるわ。 太鼓の練習の帰り道に自販機でジュース買ってたら、その自販機の上に何処からかいきなり落ちて来て 「ぐぉぉぉおおおおん!」とか雄叫びあげんの。 見た目は真っ白い牛。 ただ、顔中に黄色い眼が一杯付いててギョロギョロしてる感じ。 あと、超臭い。夏場のホームレスみたいなツンとくる臭いがしたのを覚えてる。 ...

【新作洒落怖】もういいじゃん、あいつで【短編】

本文 386 :本当にあった怖い名無し:2014/08/01(金) 14:27:40.40 ID:e9YVeNrR0 夕方家の近くの土手をジョギングしてたら河川敷の鉄橋の下から声が聞こえてきた。男女が争うような声。 気になって斜面を下りて覗き込んでみたけど誰もいなかった。 おかしいなと思い橋の下まで行って辺りを見渡してもやっぱり無人。絶対に空耳じゃない。まさか川に落ちたのかと川面を覗き込んだ。すると後ろから 「もういいじゃん、あいつで」 「まだだめだって」 「なんで」 「ねぇなんで」 囁き声が耳にまとわり ...

【新作洒落怖】枕

本文 177 :本当にあった怖い名無し:2014/07/26(土) 09:05:15.73 ID:wng3n+az0 ウチの母から最近聞いた話。 当時、18とかそこらの母はちょっと距離のあるところで就職してた。 百貨店の接客と長時間通勤で精神と肉体の疲労は半端なく、常に肩こりが酷かったらしい。 熱い風呂とマッサージで誤魔化してたけど、流石に限界がきたらしく整体へ行くことに。 整体の先生が施術しながら、ここのコリが酷いとか片足に体重かけ過ぎだとかをお説教してきて、 すこしうんざりしてたんだけど、「枕が合って ...

【新作洒落怖】生首

本文 124 :本当にあった怖い名無し:2014/07/24(木) 23:31:40.29 ID:I3sOSHZZ0 小学生の頃、夏休みはよく母の実家に遊びに行っていた。祖父母は優しくて小遣いをしこたまくれたから毎年行くのが楽しみだった。 あれは小五の夏だった。塾に通わせようとする親を振り切るようにして田舎へ来た。 しかし親の方が一枚上手でそこから通える塾に入る手続きをされてしまい、お陰で毎日塾通いする羽目になってしまった。 朝8時に祖父母の家を出て最寄りのバス停まで10分ほど歩き駅前の塾へという日々であ ...

【新作洒落怖】大宮さんがきよる

本文 89 :本当にあった怖い名無し:2014/07/24(木) 04:11:15.46 ID:p0dZXR1O0 今四国の田舎に帰ってきてるんですが、姉夫婦が1歳の娘を連れてきてるんだけど 夜が蒸し暑くてなかなか寝付いてくれなくて、 祖父母、父母、姉夫婦、俺、そしてその赤ちゃんの8人で居間で夜更かししていた。 田舎は海沿いの古い家で、庭に面した窓からは離れが母屋の明かりに照らされて浮かんでいて それ以外には姉夫婦の車が見えるだけ。海沿いなので網戸越に波うちの音が聞こえて、蒸し暑いけど田舎の心地よさに包ま ...

【新作洒落怖】「夢だとわかる夢」

本文 45 :1/3:2014/07/22(火) 21:12:45.00 ID:fAANnt//0 皆さんは夢を見ますか? たいていの場合は夢と気づかずおかしな世界を堪能し、朝目が覚めると同時に夢から覚めその夢はどこかに消えてしまいます。 しかし、私は幼少の頃からたまに「あ、これ夢だ」と分かることがありました。 夢というのはその日の記憶を整理するため見るそうで、その日あったことが混ざって出てくるそうですが、私がこの「夢だとわかる夢」はそんな私の日常とは全く無関係な内容が夢として現れます。 例えば薄暗く深い ...

【新作洒落怖】PCの画面

本文 5 :本当にあった怖い名無し:2014/07/21(月) 00:42:57.81 ID:92hTlK4R0 俺が大学4年生の時だから今から4年前の話をする ちょっと長いんだが暇つぶしにでも聞いてくれ 当時俺は内定を貰い単位もとり終わっていたのでものすごくだらけた生活を送っていた 週4で1日5時間のバイトとたまに友達と飲みに行ったりするくらい 6月の下旬、両親がお通夜で不在だった日の夜1時頃の話 その日はものすごく暑かった 俺は札幌に住んでいるのだが北海道の6月の夜にこんな暑いのはちょっと珍しいってく ...

【新作洒落怖】図書館の本

本文 38 :本当にあった怖い名無し:2014/07/22(火) 04:55:07.89 ID:JrucCN9l0 昔あった唯一の恐怖体験 私は普段からオカルト話だとか心霊番組が好きで、 毎年夏になると放送する心霊番組なんかも毎回見逃さずにチェックしているようなオカルトマニアでした。 その夏も例外なく心霊番組を見ていたところ ふと某ラジオで話してた心霊系の話を百物語形式で収録してある本のことを思い出し、 次の日の昼には図書館に借りにいきました。 家に帰って早々にその本を読み始めると一番最初のページに細い髪 ...

【新作洒落怖】音の正体

本文 799 :本当にあった怖い名無し:2006/05/09(火) 23:02:31 ID:e/vN+tDN0 1/5 信じるか信じないかは別として知り合いに変わったやつがいる 小学校時代からの友人で、現役の住職をやってるやつがいる 私自身は霊感なんてこれっぽちも持ち合わせていないのだが こいつのせいで 何回かありえない現象にあっている 大学生時代、みんな免許取り始めてうきうきしてた時分の話です 季節的には、夏 夜遊びしてて、ふとある話題から怪談話に移っていった 私自身は1ミリも信じていないんだが、女の子 ...

【新作洒落怖】田んぼ道

本文 725 :本当にあった怖い名無し:2006/05/08(月) 23:08:53 ID:BfQ2TtxmO ある夕方。彼は学校帰り、田んぼに沿っている静かな道を歩いていました。 ずっと向こうに黒いワンピースを着た女性が立っているのが見えます。二人のほかには誰もいません。 女性の肩は不自然なところまで上がっており、腰の部分には極端なクビレがあります。極め付けに、なんと女性は裸足でした。 恐がりの彼は不気味に思い足を止めました。すると、今まで立っていただけの女性が動きだします。 しかし普通の動きではありま ...

【新作洒落怖】乗せた

本文 695 :乗せた1:2006/05/08(月) 18:44:13 ID:cVGsZgzt0 ドン!ドン!ドン! 「先輩!俺です!○○です!空けてください!」 いきなり叩かれたドアに驚いたが、後輩と分かりほっとする。 「ってかなんだよ、いきなり、マジビビッタぞ」 ぶつぶつ言いながらドアを開ける。 後輩が青い顔しながら転がり込むように入ってきた。 「何だお前、.....どした?」 ただならぬ雰囲気を悟って、水を汲み後輩に渡す。 水を飲み干し、大きく深呼吸をひとつ。少し落ち着いたらしい。 「先輩、俺幽霊乗 ...

【新作洒落怖】黒い人

本文 639 :本当にあった怖い名無し:2006/05/07(日) 23:19:23 ID:opCzKHewO 俺は霊を信じない。信じないっつか、今までそう言った類の体験をしてないから、信じられない でもたった1度だけした不思議な体験を話そうと思う。 季節は4~5月、冬の布団が暑く感じる季節だったの覚えてる。 夜中にふと暑くて目が覚めた。枕元の携帯で時間を確認したら確か2時40分頃。 1度起きるとなかなか寝つけなくてゴロゴロしてた。 うつ伏せになり眠れるかなぁ…って時に耳元で「パンッ」と音がした。 俺は「 ...

【新作洒落怖】封印された扉

本文 592 :本当にあった怖い名無し:2006/05/07(日) 19:32:06 ID:DcZtbYbr0 信じるか信じないかは別として知り合いに変わったやつがいる 小学校時代からの友人で、現役の住職をやってるやつがいる 私自身は霊感なんてこれっぽちも持ち合わせていないのだが こいつのせいで 何回かありえない現象にあっている とまぁ書こうと思ったのですが、セリフが多いからとか 私が好戦的だと不評なので、住職の親父さん大住職から 聞いた話書きます 大住職のお寺は、何十代と続いたわりと古いお寺です。 当然 ...

【新作洒落怖】白目

本文 395 :ドラえもん:2006/05/05(金) 23:30:18 ID:NTwoDIbu0 ひとつ俺のつまらん昔話を聞いてくれ。 近所に数年に一度死亡事故が起きるって交差点があるんだ。 俺が高校のころの話なんだけど、ある日の夕方塾に行くためにその交差点差し掛かったとき、向かいから子供を背負った女の人が通りかかってた。 俺は信号が変わるギリギリに交差点を渡ったんだけど、女の人とすれ違いざまに何気なく目を向けたら、子供がすげえ白目むいてんの。 しかもよく見ると背負ってるんじゃなくて子供がその女の人にし ...

【新作洒落怖】腹切り地蔵

本文 350 :本当にあった怖い名無し:2006/05/05(金) 15:02:38 ID:V+dWHg3d0 鎌倉中期(だと思った)に存在した名将やすだよしさだ(漢字知らん) の切腹した場所である腹切り地蔵は文字通り上半身より上が無い地蔵が 安置してあります。その地蔵もいわく付きで当初はやすだなにがしの 霊を静めるため普通の地蔵を安置していたのですが 次の日には上半身が削り取られていたと言う伝説が残っています。 其処は見通しも良く決して事故など起こりそうに無い場所 なのですが未だに交通事故が絶えません。 ...

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