あやこ吉田の記事

【新作洒落怖】消えた霊能者【短編】

本文 232 :本当にあった怖い名無し:2011/05/13(金) 15:53:01.19 ID:3L4hLvOL0 Iという霊能者がいた。 自分で「見える」とかいう話は一切してくれなかったが、かなり能力は強かったようだ。 でもそのI。どういうわけか一昨年の秋頃に消えてしまった。 行方不明などではない。完全に、存在自体が消えてしまった。 消える瞬間を直接見たが、自分の目を疑うばかりで信じることができない。 Iの両親に聞いてみても「うちに子供はいない」の一点張り。 学校に聞いても「そんな生徒はいない」そう言 ...

【新作洒落怖】目の中のごみ【短編】

本文 41 :本当にあった怖い名無し:2011/05/11(水) 22:53:45.14 ID:lluZZOIr0 目の中にごみが入ることってあるじゃないですか。 朝起きたら、なんか目がごろごろするなーって思って鏡で瞼をまくって見て見たんです。 瞼の際のところに睫毛っぽいものがはりついてたんです。 指で取れるかなーっておもって、端を摘んでとってみたら、 睫毛じゃなくて髪の毛でずるずるって髪の毛が出てきたんです。 15cmくらいの真っ黒で真っ直ぐな髪の毛。掌よりも長かった。 そんな長い髪の毛が目に入ってるこ ...

【新作洒落怖】何かいる

本文 10 :本当にあった怖い名無し:2011/05/11(水) 19:23:22.58 ID:B7WB7JfcO 10数年前の出来事なんですが思いだしたんで報告します 長期休暇で実家に帰省していた時の話です その時 夜に台風の直撃をモロに食らっていつもは2階で寝てたんですが あまりにも風による騒音で眠れなくて 初めて1階にある仏間で寝る事になりました 仏壇と祖父祖母の遺影がある畳の部屋です そこで眠るのにはなんとなく抵抗あったんですが 夜も遅いしうるさいよりはましかと寝る事にしました 1階も風の影響で2 ...

【新作洒落怖】中央線の飛び込み

本文 968 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/04/21 05:49 ID:7YnA8shg 昔釣りに出かけた時なんだけど、俺車とか持ってないから電車で山までいくんだわ。 そんで知ってる人は知ってると思うけど中央線って自殺が多いという噂があって 俺が乗ってたのもオレンジの車両の中央線。 都心を離れた頃に乗り換えでホームに降りた時、なんか隣にいた中年の男が具合悪そうなんだわ。 気持ち悪いしなんとなく電車待ってる位置をずらして次の電車待ってたんだ。 そしたらいきなりその男が「はぅ~おおぉぉぉお」と ...

【新作洒落怖】山奥の小屋

本文 652 :山奥の小屋:04/04/13 02:23 ID:bzeP/fbt 高校生の頃、近くの山に友達3人(以下、私、K、S)とキャンプしにいった。 ひとまず私たちは暇だったので山を探検しようということになり 山の中へ入っていった。 けっこう山奥まできたところで、飽きてきて、日も暮れ始めたので、 そろそろ戻ろうかということになった。 引き返そうとしたそのとき、Kが奥のほうに小屋があるのを発見した。 私たちは好奇心からその小屋を調べようということになった。 …今思えば早めに帰るべきだった… 小屋はすご ...

【新作洒落怖】心霊トンネル

本文 519 : ◆QVcLvM2bf. :04/04/09 04:27 ID:69h0jQ7E この話は私が実際に体験した話です 夏休みに私と、私の友達と、私のお姉ちゃんと、 お姉ちゃんの彼氏と4人で河口湖にピクニックに行ったときした体験です。 その日私たちは、朝の6時にお姉ちゃんと同級生で大学2年生の、彼氏のY君の車に乗って出発しました。 その日は朝からいつもより一段と蒸し暑く、天気予報では最高温度は35度にもなるといっていました。 案の定7時半あたりを越えたあたりから気温がぐんぐん上がっていき、最初 ...

【新作洒落怖】「泊まるならこの旅館」

本文 200 :150 ◆vIDhEpQOV2 :04/04/03 11:16 旅行系の雑誌のカメラマンをやって暮らしています。 で、先週取材で某東北の旅館に行ったんです。 「お花見特集 泊まるならこの旅館」みたいなやつ。 取材兼宿泊先はあまり知られていないひなびた温泉宿。 別館みたいな部屋に泊まったんです。渡り廊下で本館に行ける部屋。 編集者とバイトの子と3人打ちで深夜マージャンしてて ビール買いに本館まで、まあ何だかんだで私が行く事になった。 で、部屋を出たら何かおかしい。 201 :150 ◆vID ...

【新作洒落怖】霊感

本文 176本当にあった怖い名無し2021/09/24(金) 00:57:01.67ID:pRFNEUjQ0 俺には霊感なんて無い そんな俺が体験した話 今から20年近く前、横浜の大手チェーンのファミレスで夜勤の調理バイトしてた。もう店は無くなってるが。 場所が場所だから売れないバンドマンとかフリーターが多かったんだが、その中でアイドル志望の女の子Aがいたんだ。 Aはアイドル志望だけど正直美人ではなくお笑い担当みたいな感じで明るい子で霊感が強く、大抵の霊は見えるらしい。 Aの母親はもっと強くハッキリ見える ...

【新作洒落怖】座敷牢【短編】

本文 84本当にあった怖い名無し2021/09/18(土) 23:49:15.00ID:Xo+JvTUc0 祖母の家の隣に駐車場があったんだけど、そこの奥に不自然なコンクリの建物があった。 母に詳しい話を聞くと、昔駐車場の敷地いっぱいに立ってた豪邸の座敷牢だった。なんでも40年以上前からあったらしい。そんな古い建物が壊されなかったのは、壊そうととした業者が死んでしまったからだそう。 そこで母は小学生の時、友達を引き連れてその座敷牢の鉄格子の前まで行き、緩んでいた鉄格子をずらして中に入った。すると白い物が見 ...

【新作洒落怖】すすり泣く子供

本文 77本当にあった怖い名無し2021/09/18(土) 09:02:14.95ID:eAJSgWB30 伯母から聞いた話 40年ほど昔、伯母は大都会から農業率100%の田舎へ嫁いだ。 初めて肉眼で天の川を見た、10キロ先の踏切の警報が聞こえる、と新鮮だったそうだ。 ある日、自転車に乗って20キロ離れた小売店へ行ったら日が暮れてしまい、途中ですっかり真っ暗闇になったそうだ。 まさに文目もつかぬ闇。自転車のライトなど闇に吸いとられたように役に立たず、側溝と道路の間を足先で探りながら少しずつ歩いていたという ...

【新作洒落怖】後輩からの電話

本文 616 :本当にあった怖い名無し:2015/08/17(月) 12:05:16.41 ID:jOlMIQTl0 おれが体験した話。 夜11頃に、他営業所で働く後輩から「先輩助けて!ここお化けいる!」と電話が掛かってきた。 そいつとは昔いっしょに働いてたんだけど、部署移動で先月移動になったばかりだった。 夜なのに電話の向こうで大人数の笑い声が聞こえていたので、まだみんな残っていたのだろう。 「お化けだなんて馬鹿なこと言ってるんじゃない」 と一蹴したら、後輩が切実に訴えてきた。 移動してから一ヶ月でいろ ...

【新作洒落怖】夜中の双眼鏡

本文 400 :本当にあった怖い名無し:2015/08/14(金) 21:32:56.60 ID:+hHt/Wdm0 じゃあ俺の祖父さんの話書くわ。 若い頃の祖父さん、赤紙が来る前に旧海軍に志願したんよ。 入隊した時は今で言う自衛官候補生みたいな扱いだったらしくて、鮨詰め状態の狭い部屋で同期達と生活してたらしい。 最初は他の同期達と上手くやってたらしいんだけど、祖父さんにはちょっと変な趣味があった。 401 :本当にあった怖い名無し:2015/08/14(金) 21:37:50.49 ID:+hHt/Wd ...

【新作洒落怖】誰?

本文 716 :本当にあった怖い名無し:2014/08/10(日) 00:24:53.26 ID:dKLQlD1K0 お盆と言うことで、ちょっと思い出した事があるので書く。 うちでは、夏になると毎年母の実家に帰る事になっている。 祖母や親戚に会えるのは嬉しいし、涼しい土地で食べ物も美味しいので、避暑には最高なんだけど。 数日泊まる事になる祖母の家で、どうしても気になる事がある。 祖母は写真が好きで(自分で撮るのが好きなわけではない)、居間には沢山の写真が飾ってある。 その中の、祖母が還暦の時に撮影した写真 ...

【新作洒落怖】傘

本文 652 :本当にあった怖い名無し:2014/08/08(金) 07:05:31.17 ID:8MDRvv5y0 これは俺が小学校の話だからもう十数年前の話になる。 その時俺はS県のとある市に住んでたんだけど、そこそこ田舎だったんだよね。 家から駅まで大人の足で30分ぐらい歩かないといけないし、子供の足でなんてもっと遠かった。 その頃両親は共働きだったから鍵っ子だった俺なんだけど、親は二人とも帰ってくるのが遅かったから、夕方を通り過ぎて夜まで友達の家で遊ぶなんてしょっちゅうだった。そのせいか夜の暗い道 ...

【新作洒落怖】踏み切り

本文 584 :本当にあった怖い名無し:2014/08/07(木) 03:42:56.05 ID:ykDlp5be0 小学四年生の時、夜の7時から10時まで週に2回、隣町の学習塾に通っていた。 隣町に行く間には貨物列車の線路があって踏み切りを渡る必要があったのだけど、 貨物車は、めったに通ることがなかった。 なので遮断機が下りることもなく、タイミングがいいのか、いつも踏み切りは素通りであった。 ある日のこと、塾を終えていつものように自転車で家路を急ぎ、踏み切りの所まで差し掛かった。 するとその時に限ってチ ...

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