【新作洒落怖】向かいのじーさん
本文 193 :本当にあった怖い名無し:2013/06/24(月) 20:55:39.57 ID:cwH3GkZJ0 20年くらい前に俺が経験した話 小学校に上がりたてだった俺はさっそく出来た友達と毎日のように遊んでた その友達の家は学校から見て山の間反対側にあって小学生の足じゃ1時間ぐらいかかるようなところにあった。 で、その友達の家の周りには田んぼしかなかったんだけど、友達の家の向かい側に一件だけ家があった。いかにも昭和初期に出来たようなボロクサイ家で住んでいるのも腰が曲がった小汚いじーさん一人だった ...
【新作洒落怖】魔界の車窓から【短編】
本文 128 :魔界の車窓から:2013/06/22(土) 12:51:26.42 ID:ToG7sP3t0 この喧騒とした世の中に魔界があるなんて考えもしませんでした そう、あの時までは… その日、私は会社での業務を終えて電車に乗りました 窓にはゲッソリと疲れ切った私の顔が映り、ため息をつきました その瞬間の事です 何故か窓に映る私の顔が不気味に微笑んでいるのです 私は思わず目を逸らし、周囲を見渡していました すると先程まで酔っぱらいで騒がしかった車内に誰もいないのです 再び窓に目を向けるとたくさんの乗 ...
【新作洒落怖】七五三
本文 120 :本当にあった怖い名無し:2013/06/22(土) 11:38:10.91 ID:2TqKhv0l0 86 :本当にあった怖い名無し:2011/09/04(日) 18:32:20.40 ID:MxbIc3pC0 昔のことなので曖昧なとこも多いけど投下。 こんなことを自分で言うのは何なのだが、私は小さい頃けっこう可愛かった。 今はどうかってのは喪女だということでお察しください。 でも、小さい時の写真を見れば、髪も肩でまっすぐに切りそろえてたから、 着物着たらマジ市松人形。 が、そのせいで怖い ...
【新作洒落怖】つんぼゆすり
本文 30 :本当にあった怖い名無し:2013/06/17(月) 20:38:32.68 ID:LFy7cq620 703 名前:つんぼゆすり 1/6 投稿日:03/06/17 17:07 こどものころ伯父がよく話してくれたことです。 僕の家は昔から東京にあったのですが戦時中、本土空爆がはじまるころに 祖母と当時小学生の伯父の二人で田舎の親類を頼って疎開したそうです。 まだ僕の父も生まれていないころでした。 戦争が終わっても東京はかなり治安が悪かったそうで、すぐには呼び戻されな かったそうです。 そのころ ...
【新作洒落怖】物音
本文 909 :本当にあった怖い名無し:2013/01/17(木) 17:37:23.21 ID:gYTvtuPa0 俺の家はけっこう音が響くというか、一階の物音でも2階の自室で聞こえるんだけど、 一階でどの扉が開閉されたとか、レンジのチンの音とか人の足音とか普通に聞こえる。 足音に関しては誰の足音なのかも判断可能(家族限定だけど) で、今回はこの物音の話。 一年位前の話。 その夜は両親が、隣県の親戚の初七日で深夜まで帰らない予定だった。 俺と姉は翌日も仕事だしってことで留守番組。 両親は鍵を持ってでかけ ...
【新作洒落怖】絵を見てください
本文 833 :絵を見てください:2013/01/15(火) 23:37:51.03 ID:twDrx1j5I 昔、私が中学生のころ、いっつも 「よーく絵を見てくださいいい!」 って誰もいないのに叫んでることで有名なおじさんが町にいたんです。 かなり有名な人みたいで、言葉は悪いけど、まあ頭のおかしな人だったんだとおもいます。 何をするでもなく、町をフラフラ。 何度か警察のお世話になったこともあるらしいです。 で、友達と一緒の学校の帰り道、その人に遭遇しました。 相変わらず同じ文句を叫んでいて、私は嫌だなー ...
【新作洒落怖】初詣の帰り道
本文 799 : 初詣の帰り道1:2013/01/15(火) 10:51:21.65 ID:R/dzEihY0 俺が神社で初詣したときの帰り。始発前でまだ4時ちょい過ぎ頃だった。 最寄り駅は2路線あるのだが、近い駅の路線は帰路が若干めどいため、 遠い駅の路線へと歩くことにした。遠いと言っても精々40分程度で、 デスクワーク職の俺にとって丁度良い運動と思い川沿いの道を歩いていた。 初めての場所ゆえ迷子にならないか不安だったが、スマホの携帯ナビと言う 文明の利器を持っていたので然程道に困らなかった。ただ川沿い ...
【新作洒落怖】病院探検
本文 794 :本当にあった怖い名無し:2013/01/15(火) 09:00:49.02 ID:Wz01ZLA90 小学校2年生の時に、じいちゃんが肝硬変で入院してた。 学校帰りに毎日見舞いに行ってた。 母親が来てたりすると、自分はのけものになっちゃうんで、そういう時は病院内を探検していた。 病院は市立の総合病院で大きかったけど、建物が古くて陰気臭い。 ある日、1階まで降りるためにエレベーターに乗った。 エレベーターは2階を過ぎたのに、止まる様子がない。 1階のボタンはライトがついているのに止まらず、地 ...
【新作洒落怖】階段怪談
本文 551 :本当にあった怖い名無し:2013/01/10(木) 01:55:39.56 ID:WXkp8cckI 突然だが、"階段怪談"って遊び、知ってる人いるか?検索してヒットしないから、多分俺の町だけの話なんだろうけど、それについての洒落にならん話を一つ。 俺がその遊びを知ったのは小学6年の頃だった。 俺は普段、5年から同じクラスだったABCと男子4人でつるんでいて、クラスでは結構うるさい方だった。 4人とも凝った遊びが好きで、秘密基地作りや、心霊関連ではコックリさんなんかは序の口、近所の墓地に肝 ...
【新作洒落怖】後ろから大声
本文 389 :本当にあった怖い名無し:2013/01/02(水) 22:06:46.79 ID:Q+/U7xzH0 中学生の頃、学校にも習い事にも行きたくなくて一日だけグレてやろうと神社に行ったことがあった。 特に目的は無かったが、気が付いたら神社に行ってたんだ。 夕方になるまでずっと石段に座り続けて、突然「そろそろ帰らないと」って気になった。 早く帰らないと死ぬんじゃないかとか考えてた気がする。 突然早く帰れって焦り出す自分とまだまだ帰りたくないってグレたい自分の間で揺れてたら灯篭の中に何かがあるのに ...
【新作洒落怖】沖に浮いたもの
本文 335 :本当にあった怖い名無し:2012/12/31(月) 01:00:53.35 ID:pKfoZ3UQI もう十年以上も前、俺が高校生の時の話。 2年の夏に、男5人で泊りがけで海水浴に行くことになった。 ナンパするほど根性のある奴がいるわけでなし、むしろちょっとオタク臭いメンバーの俺たちは、純粋に海水浴を楽しむ計画を立てた。 場所がバレかねんが、透き通ってて綺麗な海だったよ。地元千葉のそれとは大違いだった。 今考えると、その水の綺麗さが仇になったんだな。 336 :本当にあった怖い名無し:20 ...
【新作洒落怖】夜の電車【短編】
本文 333 :本当にあった怖い名無し:2012/12/30(日) 22:26:39.00 ID:uxvVJ7HK0 夜の9時頃、電車に乗っていた時、寝こけていたらしくハッとして目が覚めた。 向かい側の網棚の上に、スーツ姿のおっさんが横になっていた。 おいおい、酔っ払いかよ…と呆れて周りを伺ったけど、誰も気にしていない。 よく見るとおっさんは白目をむいてた。酔っ払いにしてもヤバくね?と思ったら、 近くにいた女が大音量でキャーッ!!!と叫んだ。周りがざわついて女を見たけど、 すぐに迷惑そうに皆目を逸らして興 ...
【新作洒落怖】金縛りを撮る
本文 744 :1/6:2013/02/22(金) 21:36:45.29 ID:UqHBPBbG0 以前、一度だけどうにも奇妙な体験をしたことがある。 金縛りというものは多くの人が経験してると思うが あれは脳の錯覚で、本当は寝ているだけなのに、起きていると脳が勘違いをしてしまうために 起こる現象なのだと一般的には言われていて、俺も全くそうだと思う。 じゃあ、金縛りが起きた時、実際にその様子を他者的視点から見たらどう見えるのか。 俺はそのことに興味がわき、実際に自分の寝姿をビデオに撮ることにした。 寝る前 ...
【新作洒落怖】 山頂の石碑
本文 628 :本当にあった怖い名無し:2013/02/20(水) 13:30:28.18 ID:vKl7dYbG0 こないだ夕方犬の散歩に行った時の話。 いつもは近所を一回りして帰ってくるだけなんだけど、その日は何故か足を延ばしてみたくなって山の方へ向かった。 その山は家から歩いて15分ほどのところにあり、さほど高くはなく、散歩には持って来いの規模だが今まで登ったことはなかった。 神社の脇に登り口があり、道は舗装されていない山道で人一人が通れるくらいの道。 犬は見知らぬ散歩コースにノリノリでぐいぐい引っ ...
【新作洒落怖】変な路地
本文 613 :本当にあった怖い名無し:2013/02/20(水) 02:23:02.34 ID:MCK7hE/o0 うちの近くの住宅街にある変な路地の話です そこは住宅街だから路地の両側は家がずらっと並んでるんだけど なぜかどの家も通りに面した部分は人の背丈よりも高い塀で囲われてて 出入り口は門扉がきっちり閉まってる しかも二階の窓は雨戸を閉めてるか、窓自体が無い 通行人の目を気にするにしては少し異常な感じ 路地の途中には小さな祠が立ってるんだけど その祠の上になぜか赤いパトランプが置かれてて 初めは誰 ...