怪談・洒落怖

【新作洒落怖】無人の神社

本文 861 :本当にあった怖い名無し:2009/07/27(月) 01:05:43 ID:NTfTxL700 (1/9) 2年くらい前の個人的には洒落にならなかった話。 大学生になって初めての夏が近づいてきた金曜日頃のこと。 人生の中で最もモラトリアムを謳歌する大学生といえど障害はある。そう前期試験だ。 これを無事にやり過ごし、単位を獲得しないことにはせっかくの夏も存分に楽しめない。 大学で出来たまだ少し距離感のある友人達(AとBとする)と翌週から始まるテストに備えて 俺の部屋で試験勉強に励んでいてた時 ...

【新作洒落怖】常連客のスケッチ

本文 795 :本当にあった怖い名無し:2009/07/26(日) 17:24:03 ID:LCnR+oud0 喫茶店でバイトをしていた時の話。 寂れた喫茶店で時間帯問わずいつもガラっとしてる店でした。 ある日、一組のカップルが来店し、コーヒーを一杯ずつ注文したきり 延々と席に座っている。 ほんと座っているだけなのね。話しもしないし、お互いの顔を見るわけでもない。 俯き加減に二人ともじーっと座っている。 そこにもう一人客が入ってきた。 若い男性で、この人はしょっちゅう店に来る常連。 漫画家なのかイラスト関 ...

【新作洒落怖】電算室

本文 714 :電算室1/2:2009/07/26(日) 01:58:28 ID:TtZAfqojO あれは何年か前の夏の夜 俺と先輩は、客先の電算室で別の建物にあるサーバとの接続テストを行っていました。 自分等がいる電算室がある建物はいわく付きのある建物で その昔、若い女性が飛び降り自殺をしたらしいです その事件があった、当時の電算室長の言う事には ある朝出社してみたら… おびただしい血だまりと人の形に地面に曳かれたチョークの線 そして多くの警官達と周辺を調査する鑑識の人達がいたそうです。 以来、そこの ...

【新作洒落怖】ガードレールの向こう側【短編】

本文 712 :ガードレールの向こう側:2009/07/26(日) 01:47:55 ID:TtZAfqojO あれは夏の終わりの頃 夜中にバイクで山道を走ってた時の事 急カーブに差し掛かった時ガードレールの向こう側に白いシャツ来た人が見えたんだ 「?事故か?エンジントラブルかなにかか?」 お人好しな俺は声掛けようかと速度を落としてカーブに進入しようとした時… 何とも言えない寒気が俺を襲った 「ここから早く離れなくちゃ!!」 そう本能が告げているかの様だった そっからは全速で逃げた さすがにいろんな意味で ...

【新作洒落怖】合宿所の声

本文 679 :1/3:2009/07/25(土) 23:35:14 ID:oIwaIgZdO これは私の父が体験した一昨年の夏の話。 父はスポーツ少年団でバレーボールの指導をしている。夏は1泊2日の合宿があり、その年は父兄が山の温泉にある施設を手配してくれた。 父や子供達は併設されたの体育館で練習に励み、明日の練習に備えて早めに床についた。 父が通されたのは30畳ほどある大広間。 部屋の入口から見て右側の一番奥に父、大分離れた入口の手前にOGの中学生姉妹2人、姉妹の足下に1人で参加した男子中学生の合計4 ...

【新作洒落怖】とみおばさん【短編】

本文 662 :本当にあった怖い名無し:2009/07/25(土) 22:04:13 ID:urm5plTO0 おばあちゃんの残した怪談。 おばあちゃんが子供の頃、何か悪さをすると 「とみおばさんになるよ!」と脅された。 とみおばさんとはお婆ちゃんの母親の末の妹で、 中学生くらいの時に行方不明になったまま。素行が非常に悪かった為、 とみは悪さをしていたから神隠しにあった、と親族からもそんな言われ方だったらしい。 (素行不良というのが、不純異性交際だったので、おそらく駆け落ちしたのだろうと、親族は呆れ半分で ...

【新作洒落怖】黒い何か

本文 609 :本当にあった怖い名無し:2009/07/25(土) 17:33:34 ID:ZkufKq/K0 1/4 俺は新聞屋の専業でさ、休みを除いて朝夕毎日決まった区域を配達してるんだ。 この仕事をしてると、やっぱそれなりに妙な体験をしたことも何度かある。 それで、これは最近あったというか継続中の話。 俺の担当区域は結構田舎の方でね、配る家と家の間も結構離れてるようなところなんだ。 もちろん街灯もあまり無く、建ってる家も古い家が多くて玄関の灯りさえ無いところがほとんど。 当初はビクビクしながら配って ...

【新作洒落怖】渓流釣り

本文 588 :本当にあった怖い名無し:2009/07/25(土) 14:28:21 ID:fKVojrHb0 1/4 釣り好きの叔父さんから聞いた話 叔父さんは紀伊半島によく渓流釣りに行っていた。 その日も林道から3時間程上流に登ったところにある穴場に行った。 途中10メートルくらい落差のある滝なんかも登る。 穴場はシーズン中いつも入れ食い状態らしいが、その日は一匹も釣れない。 諦めかけた時一匹の大物がかかった。 50cmはあろうかというイワナだった。 叔父さんは大喜びしたのもつかの間、イワナの体を見て ...

【新作洒落怖】むぎわら帽子の女

本文 559 :本当にあった怖い名無し:2009/07/25(土) 04:58:23 ID:tK/zWPbfO 二十歳の夏の時の話 友達と車で毎晩のようにナンパに行っていた。とある海岸通りを過ぎ、友達が「収穫ないし、今日は帰るか?」と話かけてきた。 明日も仕事だしな、帰るか、と俺。そんなこんなで帰り道、車を走らせていると あるトンネルの入り口に白いワンピースを着て、むぎわら帽子を深々と被った女の子を発見! 時計を見ると夜中の2時を回ったあたり。こんな時間にこんなところで何やってんだ?と友達。 とりあえず車 ...

【新作洒落怖】銭湯【短編】

本文 418 :本当にあった怖い名無し:2009/07/24(金) 15:17:21 ID:jHtI0JMD0 貧乏なアパート暮らしの女です。 風呂が無いので銭湯に行ってる。 いつもの店が休みだったから、ちょっと遠くの銭湯に行った。 浴室には数人のオバちゃんがいて、楽しそうに話し合ってた。 洗髪してると視線を感じる。洗髪を終えてから顔を上げたら、 自分の前の鏡に知らないお婆さんの横顔が映ってた。横目で、こっちを見てた。 (洗髪台の正面が鏡になってる。普通なら自分の正面顔が映るはず) 死ぬほどビックリした。 ...

【新作洒落怖】キッチン

本文 384 :キッチン1/2:2009/07/24(金) 12:14:12 ID:O456yKIL0 専門学校のとき、親がアパート持ってる友達がいてさ、 そいつは親のアパートの一部屋に住んでたんよ。 朝から海に遊びにいく予定で前夜にそいつの部屋に泊まり行ったんよ、 したら隣の部屋が空いてるからそっちで寝る?俺いびきうるさいし、 見たいな流れで、ロフトのある何もない部屋で寝ることになったのね。 折角だから初めてのロフトで寝ようとあがってさ、借りた布団しいて 横になって、速攻で寝入ったんだけど明け方かな、薄 ...

【新作洒落怖】噂の沼【短編】

本文 343 :本当にあった怖い名無し:2009/07/24(金) 00:13:00 ID:8+YB8pWA0 あれは俺が一番やんちゃだった厨房の頃の話。 俺の住んでいる地域には古い幽霊が出るとの噂の沼がある。 まぁ、「眺めていると水面に女の生首が浮かぶ」とか 「池の水面から手が伸びてきて引きずり込まれる」などというありふれた噂だったが… その日、夜になったところで友達とその沼に行ったんだ。 その時は、まだ出入りも自由だったしね。 どうせそんなもの出やしないだろうと沼の周りをぐるりと一周 最初にいた所まで ...

【新作洒落怖】ぽぽちゃん

本文 377 :本当にあった怖い名無し:2009/07/24(金) 06:59:39 ID:CYHS7s1D0 死ぬほどじゃないかもしれない、ただ俺が昔体験した怖い話だ。 あれは俺がまだ小学校の高学年くらいの頃の話だ、ウチには妹がいてそのせいで人形とかがあったんだ。 その中でよくあるような赤ちゃんの人形があるだろう、たしかぽぽちゃん人形とかいう名前だったと思う。 兄弟で同じ部屋だったから俺は二段ベッドの下で寝てたんだ、その頃妹はおもちゃを片付けるのが面倒なのかよくベッドの下の隙間に入れてた。 その夜も多分 ...

【新作洒落怖】階段の先【短編】

本文 196 :本当にあった怖い名無し:2009/07/22(水) 22:38:33 ID:9rx8e170O 当時俺が小3、弟が5才ぐらいだったかな。 そのとき一軒家に住んでて、弟と両親が一階、俺一人が二階で寝てたんだ。 家が古いせいか、かなり家鳴り?するんだよ。ガキだった俺はそれだけで怖かった。 しかも階段が怖くてさ。 階段を昇がると直角に廊下があるんだ。 だから階段を昇るとき、昇った先の角からだれか覗いてるような事を考えるわけ。 だから昇る時は、できるだけ上を見ないように足元だけ見て階段を昇ってたん ...

【新作洒落怖】赤い人影

本文 186 :本当にあった怖い名無し:2009/07/22(水) 22:05:56 ID:SrFEUUim0 結構前にあった話なんだけども、その日いつものように仕事が終わって夕方(6時過ぎくらい)家に帰ってきた。 いつものように居間に入ると、そこでお袋が部屋の電気も付けずに耳塞いで暗い部屋の中でうずくまってたんだ。 かなり面食らった私。 だってこんな様子のお袋見るのは初めてだったんで、何かあったと焦ってお袋の側に駆けよって声をかけたんだ。 「ちょっと、お袋!なにかあったの?どうしたの部屋も明かりもつけな ...

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