怪談・洒落怖

【新作洒落怖】呪いの手紙

本文 720 :呪いの手紙1:2011/07/01(金) 15:12:46.88 ID:GcdPYni/0 中学生の頃、学校で「呪いの手紙」が流行った。 体育の授業から教室に戻り、机から教科書を取り出そうとすると、 ちょっと厚みのある茶封筒に手が触れた。 封筒には「一人で見てね」とマジックで書かれていたので、何か ラブレターみたいなものを想像して、僕はこっそり家に持ち帰った。 夕飯を終えて、一人部屋で開封すると、中身はとんでもないものだった。 721 :呪いの手紙2:2011/07/01(金) 15:14 ...

【新作洒落怖】忘れ物ノート

本文 645 :忘れ物ノート1:2011/07/10(日) 21:36:06.17 ID:NE8JzLwE0 友人に聞いた話。 友人が小学生の頃、クラスにいつも忘れ物をする男の子がいた。 見兼ねた先生は「忘れ物ノート」というものを作り、男の子が忘れ物をする度にそのノートに記録を書かせていた。 男の子は先生に殴り飛ばされ、先生はいつも言っていた。 「いいか、俺はお前が憎くて殴っているんじゃない。お前が少しでもちゃんとした人間になるように、お前のためを思って殴っているんだ」 しかし、男の子は忘れ物などしていな ...

【新作洒落怖】イタズラ電話【短編】

728 :本当にあった怖い名無し:2011/08/27(土) 17:39:09.30 ID:qk1mLMZE0 何年か前に家電とったら無言。無言電話を初めて取ったんで、切らずに無言でこっちも何も言わずにいると数秒後。 機械の音声みたいな男性の声でお経が流れだした。びっくりしたけど、好奇心の方が勝ってそのまま聞き続けてた。でも延々と言い続ける。 さすがにちょっと気味悪くなってきて受話器に耳を当てたまま、そっと切ろうとしたら 『最後…まで聞いてくれ、ると思った、の、に』 って聞こえて速攻切った。 悪質な誰かの ...

【新作洒落怖】変化する写真

本文 10 :本当にあった怖い名無し:05/01/15 14:31:25 ID:TqtsGUUh もう10年も前のことです。 サッカー部の高柳君と川島君はとても仲が良くて、いつもまるで 双子のように息が揃っていました。 勉強も体育も、一位と2位は絶対にこの二人のどちらかでした。 当然二人はクラスの人気者で、二人が学校を休んだときなんかは まるで火が消えたように寂しかったものです。 私は女子でしたが同じサッカー部で家が近かった事もあり二人とは よく一緒に遊びました。私自身それが誇らしかったのです。 ちびで体 ...

【新作洒落怖】必ず霊と遭遇する方法

649 : 本当にあった怖い名無し:05/01/28 16:50:31 ID:RUiJaG9b0 突然ですが、皆さんは『霊』を見たことがありますか? 私は、幸か不幸か、何度も霊と遭遇しています。 満員電車の中…真夜中のコンビニで…血にまみれた老婆の姿を…。 今日の噂話は、霊を見た経験のない方には朗報?の、『必ず霊と遭遇する方法』というお話です。心臓の弱い方、怖がりの方は、読まないほうがいいでしょう…。 まず、『ペンと紙』を用意してください。 そして、その紙に、端から平仮名で『おかえりなさい』と横書きしてく ...

【新作洒落怖】見てはいけない

本文 436:本当にあった怖い名無し:2011/08/24(水)02:24:03.22ID:518hA4rC0 つい先日、田舎に帰った時に聞いた話しが衝撃的だったので書かせていただきます。 うちの田舎はお墓参りの後にお墓から提灯に火を点けて本家に徒歩で帰るっていう 風習のようなものがあります。 それだけだったらありがちなんですが、色々と制約がありまして 1.「提灯の火を消してはいけない。消えた場合はすぐにお墓に戻って火をつけ直す」 2.「走ってはいけない」 3.「提灯を持つのはその場にいる最年少者(ただし ...

【新作洒落怖】庭にある墓

本文 372 :本当にあった怖い名無し:2011/08/23(火) 14:11:03.94 ID:0/MHmMlk0 そんなに怖くないかもしれませんが、私の体験談です。 埼玉県のある地域に住んでいるのですが、何代も前から住んでいる人たちの間にある習慣があります。 それにまつわるお話です。 ある家の敷地の隅には、お地蔵さんが2体置いてありました。 車でいつも通りかかるのですが、私が「お地蔵さんかわいいね。」 なんていってにこにこして覗き込むと供えてある風車が回ったりしていました。 なんかうれしかったです。 ...

【新作洒落怖】悪夢

本文 332 :本当にあった怖い名無し:2011/08/23(火) 01:07:54.18 ID:A28/0vXe0 夢の話なんだけども 大学生のときに、変な夢を見た。 鉄格子の薄暗い牢獄のような所に閉じ込められていた。 十畳ほどの部屋に、男女併せて二十人くらいの日本人がひしめきあってた。 みんな同じ無地の白Tシャツに黒い短パン姿で、さながら本当の囚人のような気持ちがした。 夢だという自覚は持っていたが、ちょっと試しに隣の男に話しかけてみた。 以外なことに普通に会話ができた。 男は都内のフリーターで、高田 ...

【新作洒落怖】怪しいバイト

本文 843 :怪しいバイト1:2009/07/13(月) 23:13:28 ID:fTrjVEJX0 俺が今までで唯一体験した話を。 3月の春休み中のことなんだが、友達が怪しいバイトの依頼を受けてきた。 バイトの内容というのがかなり妙な内容で、関西にある某政令指定都市で 空き家になっている家の片付けをやって欲しいというもので、2泊3日で 交通費以外に1人3万円も出すという。 目的の家は電気も水道もガスも通っており、2人分の布団もあるから 宿泊にも何の問題も無いとか。 これだけでもかなり怪しいのだが、友人 ...

【新作洒落怖】注連縄

本文 696 :注連縄1/2:2009/07/12(日) 21:34:13 ID:OPy0jt4p0 俺の嫁が学生の頃の話。 オカルト研究サークルに入っていた嫁の友達K子が、心霊スポットについての噂を仕入れてきた。 東北地方某県の山中に、周囲を注連縄で囲われている廃神社があり、 それを一人でまたぐと帰ってこられなくなるという。 検証するべくメンバーである男子学生P太が一人でその場所に向かったところ、 はたして彼とは連絡が取れなくなった。 心配したサークルのメンバー一同は、皆で様子を見に行くことにした。 そ ...

【新作洒落怖】同じ霊

本文 607 :同じ霊(1/6):2009/07/11(土) 15:13:12 ID:yWSXmagA0 心霊サイトってあるじゃん。散々既出の心霊写真やら心霊映像やらをまとめて動画にして、次々に貼り付けてあるブログ形式のサイト。 暇な時にしばしば見てるんだけど、一つ妙なことに気付いたんだ。 それは、心霊写真・心霊映像共に、「複数にわたって同一の霊?が写り込んでいる」ということ。 どういうことかと言うと、例えば屋根裏を撮った映像に浮かび上がった白い顔が、全く別の観光地の映像にも写っていたり、というふうに。( ...

【新作洒落怖】2つのトンネル

本文 599 :2つのトンネル (1/4):2009/07/11(土) 14:17:57 ID:AC5u4pXt0 長距離トラックの運ちゃん(名前をAとしておく)から聞いた話。 真夜中の峠道。 ・・・普段からよく通る道だったそうだ。 その道の途中のトンネルに差し掛かった時、Aはある異変に気付いた。 いつものトンネルの隣にもう一つ、同じ造り、同じ大きさの、謎のトンネルがあった。 昼夜問わず最低でも半月に一度は通ってる道だから、 新たに開通したトンネルなら、工事の時点で気付いてるはず。 しかしこれまでにその様 ...

【新作洒落怖】白い蛇

本文 517 :本当にあった怖い名無し:2009/07/10(金) 21:30:07 ID:WVJYkZ1d0 A県の山奥に住んでいた、ある一家に起きた話 もうだいぶ前の話で、当時はまだ薪拾いなんかが普通に行われてたんだな その家の主も山に入って色々作業してる人だった ある日いつもと同じように山に入ろうと川縁を上ってたら 道端に大きな白い蛇がいたんだと そのおじさんは毎日ここで仕事してるわけで 次に遭ったときに草むらで突然噛まれたりしたら嫌だなあと思った これから山に入るところだから手元には熊手や鉈やら・ ...

【新作洒落怖】葬式の話

本文 454 :葬式の話1:2009/07/09(木) 22:53:15 ID:QpCUMc9Z0 そういえば、俺の爺様の葬式のとき、こんなことがあったそうだ。 ほとんどが母親からの伝聞なので、実体験ではないのだが。 式自体は滞りなく進み、無事に終わった。 通夜が終わると集まっていた親戚たちも帰り、爺様の子供たち(俺の母親と叔父二人) が酔った頭で香典の勘定をしていた。 すると、洗い物をしていた叔父の奥さんがやってきて 「あなた、拝ませてほしいという人が来てるんだけど…」という。 結構に酔っていた母親たち ...

【新作洒落怖】蝉しぐれ

本文 336 :蝉しぐれ:2009/07/07(火) 23:11:49 ID:QSbb9YjH0 去年の夏のこと。場所は兵庫。ドライブがてら遠回りして、峠を越えて友人の家に向かっていた時の話し。 通ったことのない道で、木が青々と繁茂し、蝉がうるさかった。 前方に猫だか狸だかが跳ねられて死んでいた。端っこなら問題はないけど、ちょうど右タイヤが通るあたりに 転がっているので速度を落とし、迂回を余儀なくされた。 ジジジジジジジジジジジジジジジジジ 蝉がうるさかった。面倒だなぁと思いつつ、左に膨らもうと死骸から目 ...

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