怪談・洒落怖

【新作洒落怖】古いオルガン

本文 162 :本当にあった怖い名無し:2012/02/13(月) 08:26:13.95 ID:RsgmH26g0 家に、古いオルガンがあった。 母が、私が生まれるより前に中古で買ったらしい。 小学生のとき、一度だけ弾こうとしてみたが、ベース(足用鍵盤)の音が全く出なかった。 高校生になって、三学期の中間考査の勉強をしているときだった。 テスト勉強は、本番の二日前か前日にしかやる気が出ずに、その時も、前日の深夜遅くまで勉強していた。 一時半になった頃、一階のリビングから、オルガンを弾く音が聞こえてきた。 ...

【新作洒落怖】H18号室 後日談

本文 841 :H18号室 後日談 1:2012/07/08(日) 23:39:51.83 ID:fY7+ErZi0 そして、これは直接の関係はあまりないと思うが、 書いておこうと思う。一応後日談。 時は過ぎて先生は20才。ちょうど教育実習中で、 またそこの某高校へ赴任したそうだ。 『H18号室』などのことも忘れて、久々に仲間と飲んで ベロベロの先生にある考えが思いついた。 842 :H18号室 後日談 2:2012/07/08(日) 23:44:17.39 ID:fY7+ErZi0 『家帰って、また明日 ...

【新作洒落怖】H18号室

本文 778 :H18号室 1:2012/07/08(日) 18:02:41.17 ID:fY7+ErZi0 俺は今高校一年生なんだが、国語の担当の先生がものすごい雑談が好きで 授業中よく雑談を話してくれるんだよ。 779 :H18号室 2:2012/07/08(日) 18:04:52.19 ID:fY7+ErZi0 いつも通り決まった時間に授業が始まり、その授業の 時は怖い話をしよう ということになったんだ。 そして、その怖い話が今回の物語になる。 (ちなみに先生は幽霊の存在を信じてない) 先生がK県の ...

【新作洒落怖】湯呑み

本文 955 :本当にあった怖い名無し:2012/07/10(火) 08:26:06.00 ID:Pp7oc0TsO 趣味で写真を撮ってます、主に風景ばかりで休みが取れた時は結構各地回ってるんですが、その中で宿泊した民宿でした体験です。 その日、九州の方に行っていたんですが、天候が悪くあまり良い写真も撮れず、夕方には民宿に戻っていました。 民宿の方はとてもいい人で持て成しも良くて大変満足してました。 夕食を頂き、部屋でビール片手に裏庭から広がる景色を眺めていました。(夜には天候は良くなってました) すると ...

【新作洒落怖】子供

本文 915 :子供1:2012/07/10(火) 01:35:53.01 ID:COnTfSmE0 あんま怖くないかも知れんが、俺自身は凄く怖かったって話し。 長いので暇な人だけ読んで下さい。 九州の南部に住んでるんだけど、去年の8月の半ば位に暇潰しに友人4人(男TとU2人、女RとK2人)とで肝試しをする事にした。 県内の山の中にあるS病院跡が割と有名らしく、夜の9時半位に家を出て俺の車で向かった。 病院跡の周辺には民家も何も無いって話しだったから、途中にあるコンビニに立ち寄って缶ビールやジュースやら菓 ...

【新作洒落怖】天井から音【短編】

本文 909 :本当にあった怖い名無し:2012/07/09(月) 23:59:48.33 ID:Fxu38kXh0 去年の夏の話です。 新しく引っ越したアパートで、天井から音がするようになったんです。 なにかが這い回るような音でした。いつも和室の方で聞こえました。 ある日、彼を部屋に呼ぶことになりました。 私は「そうだ。なんの音か、彼に見てもらおう」と思い、押入れの天袋から屋根裏を見るようお願いしたんです。 彼は懐中電灯をもって屋根裏を覗いてくれました。首から上が天袋にすっぽり入っています。 2~3分で ...

【新作洒落怖】カレンダー【短編】

本文 874 :本当にあった怖い名無し:2012/07/09(月) 13:40:15.25 ID:Fxu38kXh0 私はカレンダーに当日の予定を書き込んでいます。 その日も、今後の予定を書き込んでいました。すると、なにか違和感を感じます。 よく見ると、以前書いた予定が微妙に変わっていたんです。 6/3 スーパーで日用品をまとめて火事ですか 6/11 市役所で住民票を事故ですか 6/26 11時に農協が来るので病気ですか 私は一人暮らしです。 誰がこんなイタズラをしたのか分かりません。本当に不気味でした。 ...

【新作洒落怖】北陸の島【短編】

本文 753 :本当にあった怖い名無し:2012/07/08(日) 13:45:06.73 ID:wqkWzFYq0 ある島に彼女といった時の話。そこは心霊スポットとして有名な北陸の島です。 2008年頃の事。その時は心霊スポットだって事知らなかった。観光でした。 その島は大きくなく15分くらいで一周できるんですね。島のスタートに鳥居がありまして彼女と相談して僕は時計回り彼女は右回りで 島の真ん中で落ち合おうとした話のことです。夕方だったので薄暗くなっていましたね。 僕は早足で、細い道を歩いて行きました。 ...

【新作洒落怖】おきつね様とオーラ

本文 308 :本当にあった怖い名無し:2012/07/02(月) 20:29:12.32 ID:iS48t9LM0 私には小さい頃から多少の霊感があった。 特におきつね様という狐の霊は、幼稚園に入る前から見えていた。 (おきつね様というのは、度々私の前に現れる真っ黒な狐の影で、 迷子になったときに家の近くの神社まで案内してくれたり、危険な場所から遠ざけてくれたりする不思議な存在。 喧嘩した後泣いているときには尻尾だけ出してみたり、時には人の手の形になって遊んでくれたりもした。) 小学生のあるときから、人 ...

【新作洒落怖】キッチンの引き出し【短編】

本文 188 :本当にあった怖い名無し:2012/06/30(土) 23:58:45.36 ID:u3EIxa600 引っ越した先の部屋で家具を配置している時。 何となく湿気ていたので部屋を乾燥させようと思った。 とりあえずは水周りからと、キッチンの引き出しを次々と開けていく。 するとそのうちの1つにノートの切れ端だろうか、赤茶けた紙切れがポツンと入っていた。 なにげなくとそれを手にとって、くるりと裏返してみると―― 「みつかっちゃった」 部屋の方からか細い女性の声が聞こえた。 まるで、財布を失くしたと気 ...

【新作洒落怖】寝息

本文 114 :本当にあった怖い名無し:2012/06/30(土) 13:13:14.07 ID:+KaAn4+Y0 最近、自分の部屋以外の場所で寝ると、必ず すう・・・。すう・・・。すう・・・。 って感じで部屋のどこかで自分以外の寝息がする。 明かりを点けて寝ていても、やっぱり聞こえる。 音のする方向を見ても何もないので、目に見える何かがいるわけではないのは確か。 スマホで写真や動画をとってみたが、何も映らない。 明かりを消して見ても、ずっと音は続いている。 暗くして、目を凝らしてみると、何か音の方で暗 ...

駅のホームにいる霊がどう見てもウルトラマンにしか見えない件

「僕が見たものがなんだったのか、わかる人がいたらと思って」 そう語ってくれたのは、都内で接骨院を営むKさんという男性。 Kさんにはとある思い出がある。 今となっては思い出したくない記憶だが、それがなんだったのか、今も気になっているという。 東京の西のはずれの街で生まれ育ったKさんは、幼い頃から霊感があった。 物心ついた時には街中や家の中で変なモヤを見るようになっていた。 毎日見かけるものだし、彼に襲い掛かってくるわけでもなかったから、特段それが恐ろしいものであるという認識はなかったという。 人間サイズの白 ...

【新作洒落怖】大きな鈴の音【短編】

本文 0040本当にあった怖い名無し2022/11/28(月) 18:05:44.28ID:p+xVIFek0 13年前、京都の紅葉名所でもある有名な寺での体験 妻の両親に次女が無事に生まれ帰宅したことを報告しに長女(3)と電車で京都に行った 帰りに紅葉名所な寺に寄って観て回ってると、はしゃぎ過ぎた娘が眠そうにしたので 人がいない静かな場所のベンチに座って娘はベビーカーに寝かせて起きるのを待ってた 10分程過ぎたときに至近距離で横から「苦しい、苦しい」としゃがれた男の声がして 振り向かずに咄嗟に娘を抱き抱 ...

【新作洒落怖】夢に出てきた男と現実で会った話

本文 0024本当にあった怖い名無し2022/05/14(土) 07:12:57.76ID:XiJEfgA10 この話は私が実際に体験した話です。 私が小学校低学年の時に何度も見る夢があった。 甚平を着た60~70代くらい(長い白髪で長い白髭が印象的だった)が後ろから追っかけてくる夢。 必死に逃げてもその夢を見る度 その男が近づいてきており、とうとう真後ろにまで来たところでその夢は見なくなり 歳をとるにつれてその夢の記憶は薄れていた。 それから10年がたち、18歳の春に就職の為大阪十三に引越しをした。 当 ...

【新作洒落怖】手が付けられない癇癪

本文 0013本当にあった怖い名無し2022/05/14(土) 01:11:45.35ID:BMKJ3qoq0 以前勤めてた会社の同僚だったTさんから聞いた話。 Tさんの娘さんが4歳のころ、おかしなことがあったそうだ。 夜、寝かしつけようとしてたら娘さんが突然大声で叫びだし、手が付けられないほど大暴れしはじめた。 困ったTさんは奥さんと一緒に娘さんをなだめるが、癇癪は一向に収まらない。 そうこうしているうちに、精根尽き果てた娘さんは糸が切れるように倒れ、そのまま泥のように眠ったそうだ。 翌朝の娘さんはいつ ...

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