あやこ吉田の記事

【洒落怖殿堂入り】『白い傘と白い服』【名作】

本文 622 :本当にあった怖い名無し:2011/08/26(金) 12:43:43.11 ID:z50fIYxY0 友人と遊んだ後、雨降ってるし時間も遅いからって友人を家に送った帰り、今週のマンガ読んでないなと思いだしてコンビニへ行った 店内に客は自分だけ。一冊目を手にとってふと顔をあげると、コンビニの前の道を白い傘を差し白い服を着た人が歩いてた こんな時間に何してんだ(自分も出歩いてるけど)、と思いつつ本に目を落とした 一冊目を読み終え、次に読もうと思っていた本を手に取り顔をあげるとさっきの人が前の道 ...

【新作洒落怖】『沈まぬ太陽』

本文 532 :本当にあった怖い名無し:2014/01/29(水) 01:07:37.24ID:M3yeakvd0 もう十年も前の話だが、裏の世界のようなものを見た事がある。 当時の私は友達のいないぼっち女子中学生で放課後や昼休みは学校の図書館で専ら読書に勤しんでいた。 小さい図書館だった為に一年くらい通うと興味のあった分野の本はおおかた読み尽くしてしまい、 次はどの分野の本を読もうかと思案していると、一冊の本が目に入った。 タイトルは「沈まぬ太陽」という本で、今でも忘れない。図書館の一番奥の本棚の、一番 ...

【洒落怖殿堂入り】『猿夢』【名作】

本文 9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/02(水) 07:03 私は、夢をみていました。昔から私は夢をみている時に、たまに自分は今、夢を みているんだと自覚する事がありました。この時もそうです。何故か私は薄暗い 無人駅に一人いました。ずいぶん陰気臭いを夢だなぁと思いました。 すると急に駅に精気の無い男の人の声でアナウンスが流れました。 それは 「 まもなく、電車が来ます。その電車に乗るとあなたは恐い目に遇いますよ~」 と意味不明なものでした。 まもなく駅に電車が入ってきました。それは電車と ...

【洒落怖殿堂入り】『リンフォン・RINFONE』【名作】

本文 183 :RINFONE:2006/05/13(土) 13:10:26 ID:d6nOfoGU0 先日、アンティーク好きな彼女とドライブがてら、骨董店やリサイクルショップを回る事になった。 俺もレゲーとか古着など好きで、掘り出し物のファミコンソフトや古着などを 集めていた。買うものは違えども、そのような物が売ってる店は同じなので、 楽しく店を巡っていた。お互い掘り出し物も数点買う事ができ、テンション上がったまま 車を走らせていると、一軒のボロッちい店が目に付いた。 「うほっ!意外とこんな寂れた店に、 ...

【新作洒落怖】『鏡のナナちゃん』

本文 914 :鏡のナナちゃん:03/01/29 13:22 私は幼い頃、一人でいる事の多い子供でした。 実家は田舎の古い家で、周りには歳の近い子供は誰もいませんでした。 弟が一人いたのですが、まだ小さくかったので一緒に遊ぶという感じではありませんでした。 父も母も祖父も、弟が生まれてから、以前ほど私をかまってくれなくなって、 少し寂しかったのだと思います。 とにかく、その頃の私は一人遊びで日々を送っていました。 私の家は古い田舎造りの家で、小さな部屋がたくさんありました。 南西の隅には納戸があり、古い道 ...

【洒落怖名作】ビデオレター【短編】

本文 505 :1/4:2010/06/24(木) 14:54:37 ID:2baYGPaj0 会社の同僚が亡くなった。 フリークライミングが趣味のKという奴で、俺とすごく仲がよくて 家族ぐるみ(俺の方は独身だが)での付き合いがあった。 Kのフリークライミングへの入れ込み方は本格的で 休みがあればあっちの山、こっちの崖へと常に出かけていた。 亡くなる半年くらい前だったか、急にKが俺に頼みがあるといって話してきた。 「なあ、俺がもし死んだときのために、ビデオを撮っておいてほしいんだ」 趣味が趣味だけに、いつ ...

【洒落怖名作】旅館の求人

本文 466 :sage:03/07/02 02:04 丁度2年くらい前のことです。旅行にいきたいのでバイトを探してた時の事です。 暑い日が続いてて汗をかきながら求人をめくっては電話してました。 ところが、何故かどこもかしこも駄目,駄目駄目。 擦り切れた畳の上に大の字に寝転がり、適当に集めた求人雑誌を ペラペラと悪態をつきながらめくってたんです。 不景気だな、、、節電の為、夜まで電気は落としています。 暗い部屋に落ちそうでおちない夕日がさしこんでいます。 窓枠に遮られた部分だけがまるで暗い十字架のような影 ...

【洒落怖名作】巨頭オ【短編】

本文 数年前、ふとある村の事を思い出した。 一人で旅行した時に行った小さな旅館のある村。 心のこもったもてなしが印象的だったが、なぜか急に行きたくなった。 連休に一人で車を走らせた。 記憶力には自信があるほうなので、道は覚えている。 村に近付くと、場所を示す看板があるはずなのだが、 その看板を見つけたときあれっと思った。 「この先○○km」となっていた(と思う)のが、「巨頭オ」になっていた。 変な予感と行ってみたい気持ちが交錯したが、行ってみる事にした。 車で入ってみると村は廃村になっており、建物にも草が ...

【洒落怖名作】双眼鏡【短編】

本文 698 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/29 03:01 漏れにはちょっと変な趣味があった。 その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出てそこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。 いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい。 遠くに見えるおおきな給水タンクとか、 酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシーとか、 ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。 漏れの家の西側には長い坂道があって、それがまっすぐ漏れの家の方に向って下ってくる ...

【洒落怖殿堂入り】姦姦蛇螺(かんかんだら)【名作】

本文 707 :姦姦蛇螺(1/20):2011/06/26(日) 13:37:02.88 ID:0WuN67Vj0 小中学の頃は田舎もんで世間知らずで、特に仲の良かったA、Bと三人で毎日バカやって荒れた生活してたんだわ。 オレとAは家族にもまるっきり見放されてたんだが、Bはお母さんだけは必ず構ってくれてた。あくまで厳しい態度でだけど、何だかんだ言ってBのためにいろいろと動いてくれてた。 そのB母子が中三のある時、かなりキツい喧嘩になった。内容は言わなかったが、精神的にお母さんを痛め付けたらしい。 お母さん ...

【洒落怖殿堂入り】八尺様【名作】

本文 908 :1/1:2008/08/26(火) 09:45:56 ID:VFtYjtRn0 親父の実家は自宅から車で二時間弱くらいのところにある。 農家なんだけど、何かそういった雰囲気が好きで、高校になってバイクに乗る ようになると、夏休みとか冬休みなんかにはよく一人で遊びに行ってた。 じいちゃんとばあちゃんも「よく来てくれた」と喜んで迎えてくれたしね。 でも、最後に行ったのが高校三年にあがる直前だから、もう十年以上も行って いないことになる。 決して「行かなかった」んじゃなくて「行けなかった」んだけ ...

【雑談スレ】ことりばこ 2箱目【考察】

概要 コトリバコの考察雑談スレその2です。 その1や関連リンクはこちらから。 本文 18 :本当にあった怖い名無し:2005/06/10(金) 11:55:09 ID:w8PYHAXpO コトリバコを部落一つ潰して作ったらハッカイよりもヤバい兵器になるよな。 しかも、無差別かつ凶悪な制御不能な奴が。エクサコワス。 19 : ◆mooN.KttY. :2005/06/10(金) 11:59:50 ID:bYOBmKcr0 隠岐騒動でググると幕末の反乱についてはある程度調べがつくんだが。 http://www ...

【雑談スレ】ことりばこ1【考察】

概要 名作洒落怖コトリバコの投稿直後、考察のために立てられたスレ。 非常に長いですが面白いので暇つぶしにどうぞ。 関連リンクはこちらから。 本文 1 :1:2005/06/06(月) 17:46:19 ID:7S914j2R0 洒落怖の>>912スレで反響大のコトリバコ。 専用スレ立てちゃいました。 9 :本当にあった怖い名無し:2005/06/06(月) 18:01:16 ID:tTB+sj/G0 遂に立てちゃったか・・・乙 本人、誘導したいとこだが、詳しくは語ってくれなさそうだし それより ...

【後悔】洒落怖?コトリバコスレにて言及されていた話【仕掛け箱】

概要 2ちゃんの過去スレには見当たらなかったため、ネットからサルベージしました。 問題あればご報告ください。 関連リンクはこちらから。 本文 今日ここで、私が9年前から苦しめられつづけている、後悔と恐怖の記憶を、 この話を見た人に、ほんの少しづつ持っていってもらえればいいなと思い、 ここにこうして書かしてもらいます。 実際になにかが憑くわけではありませんが、そう記述する事で、 私自身の記憶の影がほんの少しだけ明るくなるので・・・。 9年前の体験、それは私は某保険会社に入社し、3年目に突入した矢先の出来事で ...

【洒落怖殿堂入り】コトリバコ【考察】

912 :小箱 1:2005/06/06(月) 12:57:48 ID:lJdBivui0 俺、暇なときにまとめサイト見てる者です。 俺自身霊感とかまったくなくて、ここに書き込むようなことは ないだろうなぁって思ってたんですが、 先月あったホットなお話を書き込もうかと思いここに来た次第。 一応話の主役の許可は取って書き込んでます。 ここなら多くの人が信じてくれそうなので。 長文かも。(文才もなく長文カキコもほとんどしたこと無いので読みにくいかも) 冒頭述べたように、俺自身にはまったくもって霊感などは存在し ...

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