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『怖い』を楽しむオカルト総合ブログ

怪談夜行列車

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【新作洒落怖】『沈まぬ太陽』

本文 532 :本当にあった怖い名無し:2014/01/29(水) 01:07:37.24ID:M3yeakvd0 もう十年も前の話だが、裏の世界のようなものを見た事がある。 当時の私は友達のいないぼっち女子中学生で放課後や昼休みは学校の図書館で専ら読書に勤しんでいた。 小さい図書館だった為に一年くらい通うと興味のあった分野の本はおおかた読み尽くしてしまい、 次はどの分野の本を読もうかと思案していると、一冊の本が目に入った。 タイトルは「沈まぬ太陽」という本で、今でも忘れない。図書館の一番奥の本棚の、一番 ...

【洒落怖殿堂入り】『猿夢』【名作】

本文 9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2000/08/02(水) 07:03 私は、夢をみていました。昔から私は夢をみている時に、たまに自分は今、夢を みているんだと自覚する事がありました。この時もそうです。何故か私は薄暗い 無人駅に一人いました。ずいぶん陰気臭いを夢だなぁと思いました。 すると急に駅に精気の無い男の人の声でアナウンスが流れました。 それは 「 まもなく、電車が来ます。その電車に乗るとあなたは恐い目に遇いますよ~」 と意味不明なものでした。 まもなく駅に電車が入ってきました。それは電車と ...

【洒落怖殿堂入り】『リンフォン・RINFONE』【名作】

本文 183 :RINFONE:2006/05/13(土) 13:10:26 ID:d6nOfoGU0 先日、アンティーク好きな彼女とドライブがてら、骨董店やリサイクルショップを回る事になった。 俺もレゲーとか古着など好きで、掘り出し物のファミコンソフトや古着などを 集めていた。買うものは違えども、そのような物が売ってる店は同じなので、 楽しく店を巡っていた。お互い掘り出し物も数点買う事ができ、テンション上がったまま 車を走らせていると、一軒のボロッちい店が目に付いた。 「うほっ!意外とこんな寂れた店に、 ...

【新作洒落怖】『鏡のナナちゃん』

本文 914 :鏡のナナちゃん:03/01/29 13:22 私は幼い頃、一人でいる事の多い子供でした。 実家は田舎の古い家で、周りには歳の近い子供は誰もいませんでした。 弟が一人いたのですが、まだ小さくかったので一緒に遊ぶという感じではありませんでした。 父も母も祖父も、弟が生まれてから、以前ほど私をかまってくれなくなって、 少し寂しかったのだと思います。 とにかく、その頃の私は一人遊びで日々を送っていました。 私の家は古い田舎造りの家で、小さな部屋がたくさんありました。 南西の隅には納戸があり、古い道 ...

【洒落怖名作】ビデオレター【短編】

本文 505 :1/4:2010/06/24(木) 14:54:37 ID:2baYGPaj0 会社の同僚が亡くなった。 フリークライミングが趣味のKという奴で、俺とすごく仲がよくて 家族ぐるみ(俺の方は独身だが)での付き合いがあった。 Kのフリークライミングへの入れ込み方は本格的で 休みがあればあっちの山、こっちの崖へと常に出かけていた。 亡くなる半年くらい前だったか、急にKが俺に頼みがあるといって話してきた。 「なあ、俺がもし死んだときのために、ビデオを撮っておいてほしいんだ」 趣味が趣味だけに、いつ ...

【洒落怖名作】旅館の求人

本文 466 :sage:03/07/02 02:04 丁度2年くらい前のことです。旅行にいきたいのでバイトを探してた時の事です。 暑い日が続いてて汗をかきながら求人をめくっては電話してました。 ところが、何故かどこもかしこも駄目,駄目駄目。 擦り切れた畳の上に大の字に寝転がり、適当に集めた求人雑誌を ペラペラと悪態をつきながらめくってたんです。 不景気だな、、、節電の為、夜まで電気は落としています。 暗い部屋に落ちそうでおちない夕日がさしこんでいます。 窓枠に遮られた部分だけがまるで暗い十字架のような影 ...

【洒落怖名作】巨頭オ【短編】

本文 数年前、ふとある村の事を思い出した。 一人で旅行した時に行った小さな旅館のある村。 心のこもったもてなしが印象的だったが、なぜか急に行きたくなった。 連休に一人で車を走らせた。 記憶力には自信があるほうなので、道は覚えている。 村に近付くと、場所を示す看板があるはずなのだが、 その看板を見つけたときあれっと思った。 「この先○○km」となっていた(と思う)のが、「巨頭オ」になっていた。 変な予感と行ってみたい気持ちが交錯したが、行ってみる事にした。 車で入ってみると村は廃村になっており、建物にも草が ...

第四部 最終話 事態の収拾。そして。

その時のことは、正直言って今でも信じられない、と思う。 よくできたCGを見せられているのかと思ったし、それならば篠宮さんの仲間達まで巻き込んだ壮大なドッキリ作戦だったわけで、それならそれで笑って許せるし、そうであればどれほど良かったかと思う。 昨日、相楽氏を待ちながら俺達は騒動の被害がどれほどまで及んだのかを調査した。 ネット系メディアはくまなくチェックしたし、個人のTwitterやブログまで出来る限り目を通して、怪談ナイトに言及しているものを片っ端からピックアップした。 友人や家族が自殺した、あるいは自 ...

第三部 十三話 それぞれの除霊方法

「ううぅうぅ…………」 背中を丸めて呻く平野さん。 老婆の真似をしているような姿勢だ。 口は半開きで、虚ろな目は白く濁っている。 一見すると取り憑かれた状態だ。 「ちょっと!平野さん!……平野さん聞こえる?」 和美さんが平野さんに声をかける。 部屋の隅にいる女の霊は動かない。 「こっちは任せたましたぞ」 そう言って嘉納が輪から離れて女の霊の方へ歩いていく。 一人で相手をするつもりのようだ。 「…………」 止めようか迷ったが、悠然と歩いていく嘉納の背中に妙な頼もしさを感じて、声をかけるのをやめた。 視線を平 ...

第三部 十二話 霊能者達

麦かぼちゃさんが民明放送に来たのは夕方になった頃だった。 窓の外が夕焼けのオレンジに薄く色づき、少し暗くなってきた会議室の電灯をつける。 相楽さんの到着から3時間あまり。 その間、相楽さんに取り憑いた悪霊をなんとか剥がせないかと色々試したが、結局なんともできずに時間だけが過ぎてしまった。 私の知る限りの祝詞をあげ、様々な手法を試したが、悪霊の腕はピクリとも動かず相楽さんの体をガッチリ掴んで離さない。 「…………」 自信がなくなりそうだ。 昔から霊に対してはそれなりにやってきたはずだし、やれていたのに。 困 ...

第三部 十一話 怪異の正体

民明放送で起きた心霊現象は日本に戻ってからも続いていた。 南米数カ国を巡る取材旅行に行くことになったのは、雑誌創刊30周年を記念した大特集のテーマに、オーパーツという今更なコンテンツを特集したいと編集長が言い出したからだ。 オーパーツなんて私が子供の頃にはすでに研究本やオカルト本は出尽くしているわけで、何を今更と思いながらも、会社のお金で南米旅行に行かせてもらえるのは素直に嬉しく、雑誌社に勤めてよかったと思える出来事でもあった。 騒ぎになった怪談ナイトのライブ中継が放送されている頃、私のいたメキシコは朝だ ...

第二部 十話 暗闇の惨劇

京都から帰った翌日、仕事の合間にツイッターやLINEやメールで各種の問い合わせや苦情に対応しつつも、俺はすっかり油断しきっていた。 民明放送の会議室で番組を継続するかどうか揉めた時も、解決したのだからこのまま続けたいという意見を、阿部ちゃんと一緒になって思いきり主張した。 ありがたいことに訴訟を起こされなかったことも番組継続の後押しになった。 あの放送から一週間。 今夜のラジオでこちらが把握している全てをありのままに発表するつもりだった。 もちろん立花さんのことなどは言わない予定だが、勧請院さんが現在も目 ...

第二部 九話 専門機関・高頼寺

高頼寺には30分ほどで到着した。 境内は広く、駐車場も20台ほど停められるスペースがある大きな寺だった。 相楽氏達が乗る高頼寺のワンボックスに並んで車を停める。 僧侶達が慎重に箱を境内へと運んでいく。 相楽氏が俺達に向かってこちらへどうぞというジェスチャーをする。 「まずは本堂で皆さんのお祓いをしましょう。本格的なお祓いは元凶の箱をなんとかしてからになりますが、取り急ぎ皆さんの体についた障りを祓います」 そう言って建物の方へ歩き始めた。 否応無しに着いて行く。 建物の中に入ると線香の香りが強くなり、自然と ...

第二部 八話 それでも進まなければ

気がつくと車は停止していた。 後頭部の痛みで現実に引き戻される。 阿部ちゃんはハンドルにもたれかかって肩を震わせている。 「うぅ……」 「痛てて……すいません」 後部座席の皆も生きてるようだ。 まだ少しぼーっとしていた頭がだんだん冴えてきた。 目の前には崖側に大きくひしゃげたガードレールが見える。 …………クソ! 一気に覚醒して車から飛び出す。 壊れたガードレールから崖下を覗くと、100メートルほど下に立花さんの車が見えた。 爆発炎上ということはなさそうだが明らかに大破している。 「…………」 助けなけれ ...

第二部 七話 つきまとう怪異

快調に高速を飛ばして昼過ぎには名古屋を通過。 高速を降りて国道へ入り、しばらくして山の中へと進んでいく。 だんだんとカーブが多くなっていき、人里離れた山道をひた走る。 山に遮られて日の光が届かない山道は薄暗く、ヘッドライトをつけても充分に注意しなければならない。 のだが、後ろからついてくる立花さんの車間距離がやけに短い。 煽っているようにぴったりとついてくる。 カーブに差し掛かるたびにブレーキを踏む阿部ちゃん。 当然だ。 しかしその度に立花さんの車と接触するんじゃないかとヒヤヒヤする。 「くっ……」 阿部 ...

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やこう

ご乗車ありがとうございます。 車掌は怪談や奇談、洒落怖、ホラーなど、『怖いモノ』をジャンル問わず収集しているオカルトマニアです。 皆様も「この世発、あの世行き」の夜の寝台特急の旅をごゆっくりお楽しみください。

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