本文
592本当にあった怖い名無し2022/09/18(日) 22:13:40.35ID:Jo+0ZFyd0
自分がまだ小学生の頃。お盆のお墓参りにおばあちゃん家に行った。おばあちゃん家はだいぶ田舎で夜になると猿とか猪、鹿とかが庭先に出てくるくらい山の中にある。
田舎すぎて暇だから自分は家の周りの畦道をブラブラ歩いていた。家の裏手の雑木林に差し掛かるとなんだか視線を感じた。ねっとりというか、とにかく気持ち悪い感じだった。自分は好奇心が強い方だったし、何かあっても（当時おばあちゃん家の周りには不審者目撃情報が相次いでいた）大丈夫なように武器としてバールを持ってたから気持ち悪い方に進んで行った。しばらく歩くと何か踏んだように感じて下を見たら平ったい字が刻まれた石みたいなのが置いてあった。まだ漢字なんてそんなに知らなかったからなんて書いてあるのかわかんなかったけど、今思い返すと「清」とか「鎮」とかいう文字が書いてあったように思う。急に何だか悪い事をしているような気になってバールを放り投げて急いで家に帰った。
それからはなんも起きんかったけど、家に帰ろうって言う時にボンネットの中に小鳥が3羽詰まってるみたいな騒ぎがあった。眠かったからあんまり覚えてないけど
594本当にあった怖い名無し2022/09/18(日) 22:24:29.15ID:Jo+0ZFyd0
ようやっと騒ぎが収まって家に帰ってた時、急に雨が降り出して風も強くなってきた。運転するのが少し危ないかもって言うぐらい視界も悪かった。家に帰るには土手道通って帰るのが1番早いから、その時も土手を通って帰ってたけど、危ないから下の道に行こうかって言う時にいきなり運転していたお父さんが叫んで、それから車がスリップして河原に落ちた。ギリギリ川には落ちなかった。
父に聞くと聞いたら道路の真ん中に人が正座して笑いながらこっちみてたらしいけど、運転するのも危ないぐらいの土砂降りの中相手の顔なんて見えないだろう。車に乗ってた家族に怪我はなかったけど、私は左足の骨折と顔面強打による頬骨のヒビとちょっと重症だった。ちなみに左足は石踏んだ方の足だけど、やっぱり何か関係あるのか？
