【新作洒落怖】カレンダー【短編】
本文 874 :本当にあった怖い名無し:2012/07/09(月) 13:40:15.25 ID:Fxu38kXh0 私はカレンダーに当日の予定を書き込んでいます。 その日も、今後の予定を書き込んでいました。すると、なにか違和感を感じます。 よく見ると、以前書いた予定が微妙に変わっていたんです。 6/3 スーパーで日用品をまとめて火事ですか 6/11 市役所で住民票を事故ですか 6/26 11時に農協が来るので病気ですか 私は一人暮らしです。 誰がこんなイタズラをしたのか分かりません。本当に不気味でした。 ...
【新作洒落怖】北陸の島【短編】
本文 753 :本当にあった怖い名無し:2012/07/08(日) 13:45:06.73 ID:wqkWzFYq0 ある島に彼女といった時の話。そこは心霊スポットとして有名な北陸の島です。 2008年頃の事。その時は心霊スポットだって事知らなかった。観光でした。 その島は大きくなく15分くらいで一周できるんですね。島のスタートに鳥居がありまして彼女と相談して僕は時計回り彼女は右回りで 島の真ん中で落ち合おうとした話のことです。夕方だったので薄暗くなっていましたね。 僕は早足で、細い道を歩いて行きました。 ...
【新作洒落怖】おきつね様とオーラ
本文 308 :本当にあった怖い名無し:2012/07/02(月) 20:29:12.32 ID:iS48t9LM0 私には小さい頃から多少の霊感があった。 特におきつね様という狐の霊は、幼稚園に入る前から見えていた。 (おきつね様というのは、度々私の前に現れる真っ黒な狐の影で、 迷子になったときに家の近くの神社まで案内してくれたり、危険な場所から遠ざけてくれたりする不思議な存在。 喧嘩した後泣いているときには尻尾だけ出してみたり、時には人の手の形になって遊んでくれたりもした。) 小学生のあるときから、人 ...
【新作洒落怖】キッチンの引き出し【短編】
本文 188 :本当にあった怖い名無し:2012/06/30(土) 23:58:45.36 ID:u3EIxa600 引っ越した先の部屋で家具を配置している時。 何となく湿気ていたので部屋を乾燥させようと思った。 とりあえずは水周りからと、キッチンの引き出しを次々と開けていく。 するとそのうちの1つにノートの切れ端だろうか、赤茶けた紙切れがポツンと入っていた。 なにげなくとそれを手にとって、くるりと裏返してみると―― 「みつかっちゃった」 部屋の方からか細い女性の声が聞こえた。 まるで、財布を失くしたと気 ...
【新作洒落怖】寝息
本文 114 :本当にあった怖い名無し:2012/06/30(土) 13:13:14.07 ID:+KaAn4+Y0 最近、自分の部屋以外の場所で寝ると、必ず すう・・・。すう・・・。すう・・・。 って感じで部屋のどこかで自分以外の寝息がする。 明かりを点けて寝ていても、やっぱり聞こえる。 音のする方向を見ても何もないので、目に見える何かがいるわけではないのは確か。 スマホで写真や動画をとってみたが、何も映らない。 明かりを消して見ても、ずっと音は続いている。 暗くして、目を凝らしてみると、何か音の方で暗 ...
駅のホームにいる霊がどう見てもウルトラマンにしか見えない件
2024年ニコニコ超会議出展ブースにて配布 取材:かみよう『琴葉茜と不思議探訪シリーズ』 執筆:夜行列車 「僕が見たものがなんだったのか、わかる人がいたらと思って」 そう語ってくれたのは、都内で接骨院を営むKさんという男性。 Kさんにはとある思い出がある。 今となっては思い出したくない記憶だが、それがなんだったのか、今も気になっているという。 東京の西のはずれの街で生まれ育ったKさんは、幼い頃から霊感があった。 物心ついた時には街中や家の中で変なモヤを見るようになっていた。 毎日見かけるものだし、彼に襲い ...
【新作洒落怖】大きな鈴の音【短編】
本文 0040本当にあった怖い名無し2022/11/28(月) 18:05:44.28ID:p+xVIFek0 13年前、京都の紅葉名所でもある有名な寺での体験 妻の両親に次女が無事に生まれ帰宅したことを報告しに長女(3)と電車で京都に行った 帰りに紅葉名所な寺に寄って観て回ってると、はしゃぎ過ぎた娘が眠そうにしたので 人がいない静かな場所のベンチに座って娘はベビーカーに寝かせて起きるのを待ってた 10分程過ぎたときに至近距離で横から「苦しい、苦しい」としゃがれた男の声がして 振り向かずに咄嗟に娘を抱き抱 ...
【新作洒落怖】夢に出てきた男と現実で会った話
本文 0024本当にあった怖い名無し2022/05/14(土) 07:12:57.76ID:XiJEfgA10 この話は私が実際に体験した話です。 私が小学校低学年の時に何度も見る夢があった。 甚平を着た60~70代くらい(長い白髪で長い白髭が印象的だった)が後ろから追っかけてくる夢。 必死に逃げてもその夢を見る度 その男が近づいてきており、とうとう真後ろにまで来たところでその夢は見なくなり 歳をとるにつれてその夢の記憶は薄れていた。 それから10年がたち、18歳の春に就職の為大阪十三に引越しをした。 当 ...
【新作洒落怖】手が付けられない癇癪
本文 0013本当にあった怖い名無し2022/05/14(土) 01:11:45.35ID:BMKJ3qoq0 以前勤めてた会社の同僚だったTさんから聞いた話。 Tさんの娘さんが4歳のころ、おかしなことがあったそうだ。 夜、寝かしつけようとしてたら娘さんが突然大声で叫びだし、手が付けられないほど大暴れしはじめた。 困ったTさんは奥さんと一緒に娘さんをなだめるが、癇癪は一向に収まらない。 そうこうしているうちに、精根尽き果てた娘さんは糸が切れるように倒れ、そのまま泥のように眠ったそうだ。 翌朝の娘さんはいつ ...
【新作洒落怖】すりガラス
本文 0019本当にあった怖い名無し2022/10/11(火) 03:18:04.71ID:+X2Q9EPn0 就職した後、職場で友達になったやつから聞いた話。そいつすりガラスがトラウマらしい。 会社の寮、トイレ扉のちっちゃい窓がすりガラスだったんだが、そいつが金まで出すって言うから交換したくらい。 飲み会の二次会でなんでそんなに嫌なのか聞いてみた。 結構酔っぱらってるように見えたんだけど、その話振ったら静かになって「聞かない方が良いよ」なんて言うんだ。 そんなこと言われたら逆にきになっちゃうよ。頼み込ん ...
【新作洒落怖】落ちる夢【短編】
本文 139 :本当にあった怖い名無し:2009/06/21(日) 07:37:18 ID:geM8fLVF0 「最近よく高い所から落ちる夢をみるんだよね」 と友人に何気なく言ってみた、「あるある、特に授業中寝てる時とかね」 結構多くの人が経験してるであろう高い所から落ちる夢、 多分多くの人が突然落ちる瞬間から始まるのだと思う。 そんな話を友人としていたら近くに居たもう一人の友人が高い所から落ちる夢には意味があると言ってきた。 「本来夢ってのは過去の記憶が所々繋ぎ合わさって構築されたものであって 本来普通 ...
【新作洒落怖】最終退室者
本文 122 :最終退室者(1/6):2009/06/21(日) 02:54:28 ID:Ji+DSlua0 以前働いていた東京の会社で体験した話…。 この会社は8階建ての建物の6階部分を、ワンフロアー間借りしてオフィスにしていた。 それぞれの階は100人以上が収容できる中規模クラスの建物だ。 この建物のその他の階には、それぞれ別の会社が入っていたのだが、 収容人数に対してトイレの個室の数が極端に少ないため、 非常階段を昇り降りして他の階のトイレを利用させてもらう事がよくあった。 この建物は夜、各フロアー ...
【新作洒落怖】指さし
本文 83 :指さし ◆oJUBn2VTGE :2009/06/21(日) 00:06:05 ID:m2hpAMu/0 小学校のころ、海沿いの青少年の家でクラス合宿があった。 近くの神社までの道を往復するという肝試しをしたあと、あとは寝るだけという時間帯がやってきた。 怖い思いをした直後の妙なテンションのせいか、僕らは男女合わせて八人のグループで建物の一階の奥にある談話室に集まった。 消灯はついさっきのことだったので、まだ先生が見回りにくる可能性があったが、見つかったらそのときだ、と開き直っていた。 なぜ ...
【新作洒落怖】耳元で呼び声
本文 66 :本当にあった怖い名無し:2009/06/20(土) 20:46:33 ID:Gcq7KOTV0 中学校からの友人Aに聞いた話。 そのAの高校時代の友人にBというのがいて (自分は違う高校に進んだが、Bの事は名前だけ聞かされて知っていた) このBと、その彼女のC子が幽霊だか何だかに取り憑かれたらしかった。 AがBから聞かされた話では、ちょっと意識が散漫になっている時、 不意に耳元で呼び声がするのだとか。 聞き取ろうと耳を澄ましていると、そういう時には何も聞こえず、 別の事に気を取られていると、 ...
【新作洒落怖】黒いロングコートの男
本文 17 :①:2009/06/19(金) 23:54:18 ID:8qPC7aS0O 5年前の6月中旬、金曜の夜でした。 仕事が終わって会社を出たのが8時前、自転車に乗って家へ帰りました。 その通り道には3部屋×2階の非常に古いアパートが空き地の中にぽつんとあります。 数か月の間に周りの建物が全部壊され、そのアパートだけが残っていました。 そこには左下の部屋にだけ人が住んでいますが、後は空き部屋のようです。 右上の部屋はベランダがボロボロで壊れていました。 その日の昼間、会社で先輩達がそのアパートの話 ...