怪談・洒落怖

【新作洒落怖】浜辺の墓地

本文 923 :本当にあった怖い名無し:2013/02/07(木) 03:13:56.27 ID:aYgAT8MH0 1/2 うちのじいさんの田舎が茨城なんだけど、昔は土葬だったそうだ。 その頃の棺桶って、樽みたいで遺体は体育座りみたいにして入れられた…って理解でいいのかな? 墓地は浜辺のすぐ後ろの雑木林だったそうなんだ。 1960年の中頃から、浜辺の浸食が始まり、波はどんどん墓地に近くなっていった。 ところが、誰一人として墓を何とかしようとは言い出さなかったらしい。 その頃にはほとんどの家が、新しい場所 ...

【新作洒落怖】ドライブイン

本文 849 :ドライブイン 1/9:2013/02/04(月) 21:44:12.51 ID:LwJ4NBth0 この話はオカルトや怪談に入るのかどうなのか、ちょっと微妙な所なのだが、 他に書くところもないし個人的には非常に怖かった体験なのでここに書きます。 それと、もう何ヶ月も前の事なので会話はうろ覚えの部分が多く、「当時こん な感じだった」程度に思いつきで書いています、不自然に思ったり違和感を感じた らごめんなさい。 去年の夏に友人たちと集まっていた時、何となく暇なのでどこかドライブいかないか? と ...

【新作洒落怖】電話ボックス

本文 843 :電話ボックス(1/4):2013/02/04(月) 21:34:54.16 ID:Aqv866r+0 もう10年近く前。そうだな、まだ街のあちこちに電話ボックスがあった頃の話だ。 ある3連休の前の金曜日。俺は大学の仲間としたたかに飲んだ。 深夜1時前、仕上げに屋台のラーメン食べて流れ解散。 そして、ふと、思いついたんだ。明日は特に予定も無い、酔い覚ましに歩いて帰ろうって。 終電は過ぎてたけどタクシー乗るのは簡単。でもそれだと二日酔いが酷いような気がしてさ。 ケイタイを持ってなかったから電話 ...

【新作洒落怖】夢と現実のリンク

本文 787 :本当にあった怖い名無し:2013/02/04(月) 12:49:10.03 ID:PcKDRspOO 信じてもらえないかもだけど実際にあった長い話。 夢スレに書こうかと思ったんだけど現実とリンクしてくるのでこっちに書きます。 自分は高校生ぐらいからよく妖怪が出てきたりする変な夢を見るんだ。 あとは予知夢的なものとかもよく見る。 それである日3日連続で人から殺されそうになって、 3日連続で殺そうとしてきた相手を返り討ちにして殺す、っていう夢を見たんだ。 特に3日目に見た夢が鮮明過ぎて今でもよ ...

【新作洒落怖】黒い封筒

本文 773 :1/3:2013/02/04(月) 07:23:30.15 ID:TSNEfTd/0 一昨年婆ちゃんが死んだ。高齢だったし、震災の心労もあったのかあっけなく逝ってしまった。 それでも残された爺ちゃんは元気だった。90歳を超えても爺ちゃんは聡明で思慮深い、尊敬できる人だった。 俺が小さい頃には英語や漢字の読み書き、相撲のルール、俳句、戦争の話なんかを教えてくれた。 爺ちゃんの住所とかが書ける年頃になってからは、季節の節目や正月、祝い事の度に手紙をやり取りしていた。 婆ちゃんの葬式が終わってか ...

【新作洒落怖】雛人形【短編】

本文 662 :本当にあった怖い名無し:2013/02/01(金) 23:31:08.62 ID:RS8peOBk0 ウチの雛人形は小粒な歯が生えててお歯黒してた。 子供心に何となく不自然なので、彫刻刀でみな削ってあげた。 口の中も赤く塗ってあげた。 翌日の雛祭りの日、俺は自転車で車にぶつかり、前歯を全てへし折った。 口の中の血が気管支にゴボゴボ入ってきて死ぬかと思った。   666 :本当にあった怖い名無し:2013/02/01(金) 23:55:00.21 ID:TkMYVDFWP > ...

【新作洒落怖】『とーきのぼー』

本文 545 :本当にあった怖い名無し:2013/01/30(水) 00:39:08.46 ID:cY098STr0 埼玉県西部にある国道の整備で、道沿いの山の中に管理事務所立てて夜間も作業してた。 夜勤以外の大半の者は家に帰ったり、近くの町のビジホとかに泊まった。 俺は元請の責任者とこの事務所に寝泊りしてた。 夜勤のある平日は夜中も誰かしら事務所にいて何事もなかった。 それでも作業が休みの日もあるわけで、一日中誰もいない。 責任者も帰っちゃって、俺だけが残った。 国道って言っても山の中を通ってるから、交 ...

【新作洒落怖】真っ白ノッポ

本文 503 :本当にあった怖い名無し:2013/01/28(月) 23:55:15.15 ID:rgQ8EuQW0 俺が毎日通勤に使ってる道ある。田舎だから交通量は大したことないし歩行者なんて一人もいない、でも道幅だけは無駄に広い田舎にありがちなバイパス。 高校時代から現在(27歳)まで毎日といっていいほど使っている道だから、その日も特になにも考えず車で通勤。このときは何事もなかった。 問題は帰り道。その日は急な仕事で少し帰りが遅くなった(23時頃) 街灯もロクになく、時間も時間なので車もほとんど走って ...

【新作洒落怖】右耳に暴風音

本文 488 :本当にあった怖い名無し:2013/01/28(月) 20:20:48.93 ID:lvmMEDol0 以前体験したことを書かせてください。 友達とドライブに行った時の事です。あちこちを回って夜になり、それでも何となく 帰る気がしなかったのでテキトーに車を走らせていました。帰る気はしなくても 運転の疲れがあったのでどこかで休憩しようというような話をしていたと思います。 近くに空地があるということでまぁ車を停めて話すくらいならと思い行きました。 車を停めてしばらくは車内で話をしていましたが、空 ...

【新作洒落怖】御積島の洞窟

本文 479 :本当にあった怖い名無し:2013/01/28(月) 19:06:36.83 ID:lcjgjfPO0 俺が小学校6年の時、今からだいたい15年程前の話だ 2年に1度、夏休みに母親の実家である山形県の飛島って離島に家族4人で帰省してた その年も、いつものように飛行機、バス、電車を乗り継いで酒田市へ。 帰省の初日は酒田の叔父の家で一泊する そして翌日の朝の便で、飛島を目指す 港に着くとばあちゃんが、自転車の後ろにリヤカーを連結して待ってた。 そのリヤカーに荷物と俺と妹が乗り込み、一路母親の実家 ...

【新作洒落怖】火事現場のビル

本文 418 :本当にあった怖い名無し:2013/01/27(日) 00:34:17.47 ID:9HFIX2gn0 当時の日記を箇条書きします。 関西の火事で有名なビル内で数年前勤めていたときのことです。 新人で入った当時そこが火事現場で色々噂のある場所というのはすっかり忘れてました。 一日目:何だか体がめちゃくちゃダルいのと空気がどんよりしてるなと思いながら初日なのでとにかく必死で接客 二日目:社内食堂の奥の空気に鳥肌、相変わらず空気の重さで体調が優れない 三日目:空気の重さに慣れてきたと思ったらたま ...

【新作洒落怖】七五三の約束

本文 636 :本当にあった怖い名無し:2010/04/07(水) 10:27:57 ID:yIo4Rywl0 自分の体験談。 だがまるっと覚えてなくて親から聞いた話。 五歳の時、姉の七五三の打ち合わせに母と祖母の家に行きました。 その帰り道、私がしきりに「(私)も着物が着たい」と言い始めたそうです。 その理由が、「チヨ(キヨ?)ちゃんがかわいそうだから」とのこと。 驚いて詳しく聞くと、 「倉をのぞきにいったら、着物を着た女の子がいて遊んでくれた。 お手玉や紙人形を貸してくれた。でも鬼ごっこしようっていっ ...

【新作洒落怖】噂のトンネル

本文 442 :1:2010/03/31(水) 13:54:39 ID:GXMMaHhy0 ちょっと書かせてもらう。怖かったんだ。ほんとに怖かったんだ。 20数年生きてて心霊現象なんてついぞお目にかかったことがなくてさ。 怖い話は好きだけど、そんなの実際にはありえないって否定派だった。 今は、肯定する気もないけど否定もできない。もうわかんね。 親戚んち行く時に通る山道にトンネルがあるんだ。 いつもは車で行くし、その日も車で行った。でさ、そのトンネル、いろんな噂があるんだよ。 色んなつってもまぁ、首なしライ ...

【新作洒落怖】「きじょさん」

本文 157 :「きじょさん」<1/2>:2010/03/27(土) 02:47:34 ID:89Wm2do80 ウチの実家のあたりで昔からの迷信みたいなもので「きじょさん」って呼ばれてるモノがいる 葬儀帰りに家に入る前に清めの塩を振るってのがあるが、地元では、葬儀帰りに塩で清めた後 必ず履物を外側に向けて揃えて脱いで家に上がるという風習がある そうしなければきじょさんが家まで上がり込んで来てしまうことがあるのだという 仮にきじょさんが家に上がり込んで来てしまうとどうなるか? 葬儀の夜、その人 ...

【新作洒落怖】神職一家

本文 13 : 神職一家 1/7:2010/03/25(木) 00:04:28 ID:DPDXOqQS0 近所に家族ぐるみで懇意にしてもらってる神職の一家がある。 その一家は、ある神社の神職一家の分家にあたり、本家とは別の神社を代々受け継いでいる。 ウチも住んでいる辺りではかなりの歴史がある旧家の分家で、そこの神職一家が非常に気さくで 人当たりの良い人達ばかりということもあってその神職一家と非常に仲良くさせてもらってる。 最近そこの次男Aさん(と言っても30半ばのオサーン)に聞いた話 なお、よくわかんなか ...

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