【新作洒落怖】夢【短編】
本文 0694本当にあった怖い名無し垢版2020/07/11(土) 03:44:43.73ID:hPWINIE80 夢って記憶の整理をしてるらしいね。 その日あったことを取捨選択して長期記憶にするんだと。 でも、それだと夢には記憶にないものって出てこないってことになるけど実際はそこそこ出てくるよね。 昨日の夢にも知らない人が出てきた。 ニキビ顔で三つ編みした女の人。 内容はうる覚えだけど、俺が「〇〇知らない?」って聞いたら 「そんなの知るわけないじゃん!キャハハハ」って笑われた。 ...
【新作洒落怖】心霊スポットのボロ家
本文 0689本当にあった怖い名無し垢版2020/07/10(金) 02:40:07.83ID:jOfGMJRt0 最近友達と心霊スポットにいって、なんというか不思議な目にあったので話しとこうと思う 心霊スポットを探していたらわりと地元で見つかったので、これは行けるとおもって、勢いで友達を誘ったのがきっかけだ そこは簡単にいうとボロ家で、いかにも怖そうな雰囲気だったんだけど、実際到着してみると何のことはなくネットで調べた画像というか風景とは全然違っててさ 昼間だったのもあったけど、とくに人里離れているとか ...
【新作洒落怖】不思議な祠
本文 0647本当にあった怖い名無し垢版2020/07/05(日) 20:02:37.02ID:8ofzdarA0 愛知県某市の里山に不思議な祠がある。 巨石の下に石膏像のようなものが飾られている物で由来は誰も知らない。 祠までは舗装された農道から入る山道がある。 山道は舗装がされていないが車が入れるような道だ。 里山なのでそれほど勾配があるわけでもない。 祠の近くには小さなダムがあり池となっていた。 典型的なダムで作られた山池で水深は深く生物の姿見えない。 周りは遊歩道としても整備されている。 ある時、 ...
【新作洒落怖】葬儀場から帰ったら
本文 0621本当にあった怖い名無し垢版2020/07/02(木) 01:39:54.78ID:y0ECfhqN0 だいすきだった飼い猫が死にました。13歳、心臓発作での急死。心の準備もできないままに、お葬式に出しました。 昔からのいわれで、行きと同じ道を通って葬儀場から帰ってはいけない、と言うものがあります。 死者がついて来てしまうから、だそうですが、あの子がついて来てくれるなら本望だと、わざわざ同じ道で帰りました。 帰宅したのは夕方を少しすぎたくらいの時間でしたが、何も手につかないしお腹も減りません。 ...
【新作洒落怖】あしきりえん
本文 0370本当にあった怖い名無し垢版2020/06/05(金) 15:29:10.84ID:OoJ3UOaj0 今年の二月、まだ全然自粛ムードじゃなかった頃の話。 旅好きの友人Kが一人行方不明になった。 そいつとは大学が一緒で仲のいい友達三人でよくつるんでた。行方不明だって知ったのはソイツの親から連絡が入ったからで、 「いつも通り旅に出たんだが帰ってこない、そちらに行っていないか?」 と聞かれたけど、うちは社宅なので当然来てるはずもなくて、 「こっちには来てないです」とだけ伝えて電話を切った。 もう一 ...
【新作洒落怖】ひとりカンけり【短編】
本文 0280本当にあった怖い名無し垢版2020/05/21(木) 00:48:53.69ID:hIPHCWrM0 先週、ネットサーフィンをしていたらひとりカンけりっていう怖い遊び?を見つけた 内容は簡単で夜の公園で自分の名前を言いながらカンを蹴り、家に帰るだけ ポイントは普段の道を通らない事と、なるべく強くカンを蹴る事とのこと 試しにさっきやってみたんだが、フライパンをぶつけるような音と複数人の口笛がずっと聞こえ、家に帰ったら弟から「家の前に人が立ってたけどいつの間にか居なくなってた」、と言われた サイ ...
【新作洒落怖】連続して見る夢
本文 0238本当にあった怖い名無し垢版2020/05/16(土) 12:49:18.87ID:R3TQZn0S0 もしかしたらもうこの世に戻ってこれないかもしれない… そう思ったのでここで吐露させてください これは作り話ではなくて今リアルタイムで起きている事実です 一昨日夢を見ました 自分はあまり夢を見ることはない(覚えてる事がない?)んですが 偶に夢を見たと知覚する時があります 起きた時にその内容がフラッシュバック又は シームレスに移行した様な感覚に陥るのですが その時の夢の内容がちょっと不穏な内容で ...
【新作洒落怖】峠道の子ども【短編】
本文 0150本当にあった怖い名無し垢版2020/05/05(火) 23:19:17.21ID:VQAYdqTV0 田舎の地方道でトレッキングをしていた時のこと 山中の峠道で迷ってしまいどこを歩いているのかわからなくなった。 車も通らないし誰に道を訊くこともできない。 見ると登り坂の上の方から小学生くらいの男の子がこちらに向かって下りてくる。 人通りのない峠道で子どもが一人とか変だなと思ったし また小学生に声をかけて不審者と思われてもまずいかなと考えながら歩いて行くと だんだん子どもとの距離が縮まってきた ...
【新作洒落怖】社宅での奇妙な出来事
本文 0946本当にあった怖い名無し垢版2019/06/20(木) 20:30:34.11ID:aRCO6gXp0 3ヶ月の研修期間を終え、俺は念願の部署へ配属された。6月末の金曜日に、東京近郊にある8畳程度の男性用の社宅に転居した。 駅から15分程度のユニットバス型のマンションの5階で、ベランダからは道路に並ぶ閑静な住宅街が見渡せた。 土曜、日曜は搬入された荷物の荷解きと、慣れない土地での生活用品の買い出しに費し、月曜日の出社に備えた。 月曜日は課長に先導され挨拶回りをした後、早速仕事を与えられた。 憧 ...
【新作洒落怖】回り道【短編】
本文 0839本当にあった怖い名無し垢版2019/06/11(火) 22:38:02.04ID:3yT6eTC50 今日なんとなくいつもと違う道を走ってみるかと思い、回り道をしたんだけど 県境にある車がやっと1台通れる程度の細くてぐねぐねした山道に入り込んでしまった 一応アスファルトの道なんだけど所々ガードレールがなく、道から踏み外したらそのまま斜面から転落してしまいそうな道で 対向車が来てないかカーブミラーを見ながら慎重に走っていた しばらく走って上り坂から下り坂になったぐらいの時、後ろから黒いワンボッ ...
【新作洒落怖】淀川の堤防
本文 0824本当にあった怖い名無し垢版2022/05/09(月) 23:41:58.30ID:gUTj8uZB0 10年ほど前、大阪で学生だったころ当時親に借金して買った125ccのバイクで深夜徘徊するのが趣味だった。 新しいバイクに乗るための目的が何か欲しかったのと、田舎者の俺はベッドタウンとはいえ都会の夜景がクセになっていたのとで、休日前の夜なんかはほぼ毎回深夜徘徊してた。 その頃は淀川に特にハマってて、川付近で駐輪出来そうなスペースにバイクを停めてはしばらく堤防を徘徊するのが楽しかった。 0825 ...
【新作洒落怖】あんざつ川【短編】
本文 0799本当にあった怖い名無し垢版2022/05/09(月) 01:08:53.59ID:xxbCcS2a0 短めの話。 俺の母方の祖母の家のすぐ近くに川があって、その川の名前があんざつ川って言う俗称がつけられてた。 小さい頃から祖母だけでなく時々会う親戚からもあんざつ川には入るな入るなと口を酸っぱくして警告されていたんだが、ある日なんの気無しにその川に入ってしまったんだ。 入ってしまったって言っても、本当に軽く足を川に浸しただけ。 それだけで足に激痛が走ってすぐさま川から足を引っこ抜いた。 そこで ...
【新作洒落怖】雪ダルマの絵【短編】
本文 0078本当にあった怖い名無し垢版2019/05/04(土) 13:28:34.10ID:tE3MgwSQ0 死ぬほど洒落にならないかどうかはわからんが友人に聞いた話。 友人が若い頃、ある雪の降った日。 友達を二人家に誘って飲み食いし、 夜中までコタツでいろんな話をしたり、 ノートに絵を描いたりしながら過ごしていた。 やがて三人はコタツで雑魚寝。 翌朝起きて、昨日何話してたっけ、と 何気なくノートを見ると、 片隅に雪ダルマの絵が描かれている。 「あれ?これ描いたの誰?」 「ん?知らない」 「俺じゃな ...
【新作洒落怖】『橋姫』
本文 0031本当にあった怖い名無し垢版2019/05/01(水) 02:22:03.43ID:H3Yz/q0N0 高校生の頃、俺は某チェーン店な牛丼屋でアルバイトしていたんだよ。 前やっていたスーパーに比べたら全然よかったし、9時には退勤させてくれたから正直満足していた。 家からの距離はそこそこあったものの、通っていた高校からは近かったので平日とかは学校から真っすぐに向かっていたんだ。 その日も9時退勤して「明日は休みだぞ!」とか思いながら自転車に乗って帰路についたんだけど、その途中にある神社に目がいっ ...
【新作洒落怖】左手が長い理由
本文 0641本当にあった怖い名無し垢版2022/05/04(水) 01:29:28.88ID:VxuBgW8w0 1/5 以前勤めていた会社の取引先の営業にYさんって人がいた。 歳は40代で見た目は平凡、仕事もそつなくこなす、いわゆる普通のサラリーマン。 変わったところと言えば、常に腕時計の下にリストバンドをしているくらい。 あと、左手が右手より少しだけ長かった。 それは初対面の時から気になってたけど、身体的なことだから特に話題にもせずスルーしていた。 その理由を初めて聞いたのは、一緒に仕事するようにな ...