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457 :むだい:2010/09/02(木) 19:36:09 ID:zU08gVue0
知り合いが実際に体験したお話で、ちょっとこわかったなぁとおもったのでお話させていただきます。
この話は絶対に話すなともいわれていないのでここにかきこみます。
その知り合いは、陸上競技をやっていたのですが、ある年の夏の合宿で山梨にいったそうです。
宿泊先の近くに、取り壊し中の廃墟の病院があり、夜にみんなで行こうという話になったらしく、
病棟自体はもう完全に取り壊した後になってて、まだ取り壊し中の、
危なそうな所は隔離されて立ち入り禁止になっていたそうなんですが、
一角に壊されてない、平館の大きくないアパートくらいの建物があったそうです。
入口は鍵が掛っていて開かなかったらしく、その建物、外観に階段が付いていて、屋上にのぼれるように
なってたそうです。その屋上の真ん中に扉があって、そこは鍵が開いていたので、そこから入ったらしいんですね。
みんなの携帯電話のカメラのフラッシュで明かりをとって、入ったらすぐに下に降りる階段があり、1階におりたら、特に何もない部屋があった
ので、そこにはいったらしいです。部屋の真ん中に、バスタブみたいのがポツンと置いてあって、妙に怖かったらしいんですが、
まぁ特に何もおこらず、最後にそのバスタブの前と屋上で、デジカメで写真とって、帰ったそうです。
458 :むだい:2010/09/02(木) 19:42:52 ID:zU08gVue0
旅館に帰って、部屋で写真の確認したそうですが、バスタブで撮った写真の知り合いの右足首の所に変な光のラインみたいなものが入ってて、
たぶんフラッシュの関係だろうと、特に気にはしなかったそうなのですが、
屋上の写真には、白いぼやけた物体が右端に映っていて、よく目を凝らすと骸骨みたいなものが写りこんでたらしいんです。
みんなで、ヤバイこえーーとか話してる所に、部のマネージャーの人が連絡回しにきてくれたらしいのですが、
話し終えてから、そのマネージャーが知り合いにむかって、『なんで足首包帯まいてるの?』と聞いてきたんだそうです。
そのとき、マネージャーは、知り合いの足首に白いものついてるように見え、包帯だと思ったらしく、
『よく見せて。あれ?気のせいかな』と言ってでていったそうなんです。あの写真の光のことがふと頭をよぎったそうなんですが、
マネージャーは廃墟に行くことすら知らなく、ましてや、写真確認してる間、誰もマネージャーと連絡とることもかったんだそうです。
お前足首なくなるんじゃねとかみんな笑ってたんですけど、知り合いは苦笑しかできなかったそうです。
460 :むだい:2010/09/02(木) 19:50:34 ID:zU08gVue0
次の日の練習中、とくに怪我や痛めてる所などはなかったのですが、
いつもの通りスタートの練習してるときに、いきなり足首からブチッと音がして、足がガクンと落ちたんだそうです。
もちろん右足首です。何が起きたのか分からなく、気がしっかりしたときには、痛みがジワジワと伝わってきて、数分後には足首が倍ぐらいに腫れあがったため、即病院に行くことに。
診断の結果は、右足首の靭帯が伸び、半分ほど切れかけたあげく、腓骨(ひこつ)という足首の骨がずれてました。
重症の捻挫と思ってくれれば分るかとおもいます。
山梨の病院に通うわけにはいかないので、ギブス等はせず応急処置で、包帯をぐるぐる巻きにされ、
見事マネージャーの見た知り合いの包帯をまいた足首の出来上がり。
トレーナーの先生の車で、一足先に東京に戻ることになったそうで、全治3カ月だったらしいです。
本当に怖かったので、みんな東京戻ってきてから、おはらいにいったそうです。
それから、一か月くらいが過ぎたころ、その後何事もなく、足首も順調に回復していったそうなんですが、
廃墟一緒にいった友達が一本のビデオを持って、突然押し掛けてきたそうです。ビデオは、本当にあった怖いビデオで、
あれ以来マジで怖い系とは敬遠してきたので、面白半分でみせるなと、若干キレ気味だったそうなんですが、
友達が、『これにあの病院が出てる』と・・・
その病院の所まで早送りしてもらい、いざ見てみると、まだ取り壊しになってない病棟が映ってて、外観を右から左へ撮影してるのですが、
その途中の窓に思いっきり映っていたそうです。
それから後日、マネージャーから聞いたらしいのですが、やはりマネージャーには霊感があったそうです。